サンタフェを最後に旅は終わった。
助手席に座っている我が家の大奥殿の御指示は...急いで帰れ!である。
少しでも早く!
これからニューヨークまでの2000マイル(3200キロ)を走る、ただ走る。行きと比べて帰りの気分は憂鬱でさえある。そこには現実が待っているからである。
ロッキー山脈を抜けて285号線を走る、再び平らな平原が始まる。
フリーウェイ40号線を東に向かって走行中
ランクル80は実に快適なクルーザーである。外気は真夏の熱波でも室内にはクーラーが効く。制限速度75マイル(120キロ)の地域を80マイル(130キロ)で走ってもストレスを感じる事はない。
これがロクマルならば、エアコンは念のためにあまり使いたくない。75マイルの表示でも65マイルでやっとだな。 ...それでもロクマルで走りたい。
かわいそうに...ボンネットの隙間にトンボが引っかかってしまった。
途中ミリタリーの車両も何度か見かける。
オクラホマシティーを抜けて...
アーカンソー州へ、この辺りの農作物には大豆と稲を多く見かける。
働くピックアップ、フォードF250
こうやってピックアップを使って仕事をするライフスタイル、都会に住んでいると憧れてしまうが...甘いかな。
食えや、走れや!
朝から晩まで...ただ走る。
過酷に使われるランクルだけどその期待に堪えてくれる。実にタフな奴だ。
自分の生涯でこのランクルを使いきる事が出来るのだろうか?と思っている。
ミシシッピー河を渡ってテネシー州、メンフィスに入る。
...
どんどん行ってよ!
はい、大奥殿
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます