Footage from the 16th Jeepers Jamboree on the Rubicon Trail 1968. Look what these guys did with almost stock vehicles, with no lifts, oversize tires, or roll bars. Also note how many people they packed into the Jeeps for fun rather than 2 tons of camp gear like we do today.
1968年に開催された第16回 Jeepers Jamboree でのRubicon Trail の光景である。1968年という時代はKaiser Jeep (1953-1970)が CJ系を生産していた時代であり、それ以前のWills Overland(1944-1953) によって生産されたCJも市場には存在していたはずである。当時のCJは現在ではフラットフェンダーと呼ばれるシンプルなジープであり、正式な重量は1トンと少し位ではなかったかと思う。現行のラングラーJKと比べると当時のルビコントレイルを走るジープはタイヤも細くロールバーさえも無い。更に最大に人が乗り込んでいる。シートベルトなども怪しいものだ、ひっくり返りそうになったら直ぐに飛び降りるためにベルトはしていなかったのかもしれない。ジープはその後CJからYJとなりTJへ、そして今日JKとなって継続している。時代の要求する安全意識や基準は半世紀の間に蓄積され続け、現在ルビコンを走る最新のラングラーJKは装備を含めて2トンを越す重量級となった。
Jeep CJ Flatfender
ハイリフトジャッキの持参は定かではないが、当時のジープにはウインチも無ければ前後のプロテクターバンパーも無い。ロックスライダーなどの発想もまだ生まれていなかった。こういった原点のジープを見ると現在のルビコントレイルに挑むジープ(JK)とは全く別物である。フラットフェンダーのジープの走りを見ると、ジープというのはこういうものなのだという原点を示唆してくれているように思う。確かにフラットフェンダーの飾らないジープを前にすると先の大戦(WW2)等の名残とか匂いも感じるが、頭の鉄のヘルメットをカーボーイハットに乗せ変えて、ゆれるジープにまたがっているのをみると、ジープに乗るっていう事の原点はここにあるように感じる。
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