ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

ビートルズ ウィークエンド

2014年02月10日 | 日記

 今朝の明け方、東側のニューヨークの群青色の澄切った空には一際眩しい明星(金星)が輝いていた。その明星を見つめながら、中学校3年生の夏に事故で亡くなったある同級生の事を思い出していた。彼はビートルズが好きだった。

 

ビートルズ、JFK空港

 ちょうど今から50年前の先週、1964年の2月7日(金)ニューヨークの JFK国際空港にビートルズ(The Beatls) が降り立った。そして9日はニューヨークでCBSのエドサリバンショーで初めてビートルズが歌った日である。よって先週はビートルズウイークエンドと称してビートルズ来米50周年を記念し、ラジオでは日夜ビートルズの歌が流れていた。また、The Beatles Invasion ...という表現を沢山耳にした。つまりアメリカは英国のビートルズによって侵略されたというストレートな表現だ。英国から来たポップスターがアメリカのテレビ番組の視聴率を上げレコードの売り上げを更新して、アメリカにとっては非常に大きなインパクトがあった事を謳っている。あのビートルズの人気はなんだったのだろうか?まさに時の仕業ではなかったのかと感じている。

 

 

The Long And Winding Road

長くくねった道、この曲を天国にいる彼に送りたい。

 

 この曲は、魂が人間に宿りこの世を旅する中にあって故郷(神のフトコロ)を慕う情景である。曲はマッカートニーを通じて表現され、世界に伝えられた。ビートルズは時の人であり流れでもあり節目でもあった。60年代は東京オリンピック、そして日本の復興、更にベトナム戦争に突き進む暗い影もあった。

 ビートルズ来米から半世紀が過ぎた、我々はまだ長くくねった道を目的地を探しながら走っているのであろう。そして、これから先も長い道は続いている。 彷徨いながら走っているという事、実はこれとても素晴らしい事なんだね。

 

...

 気が付くと明星は水色の空に溶けてしまった。ビートルズ、名曲、それらはまさに明けの明星の様でもある。

 さあ、今週も現実が始まった。

 

コメント
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