京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

三十三間堂を管理しているお寺

2012年01月07日 06時00分48秒 | 社寺


ここは東大路七条の北東にあるのが妙法院門跡。
「門跡」と名称は、皇族・貴族の子弟が歴代住持となる別格の寺院を指します。
三十三間堂はご存じですよね。
あそこは、妙法院門跡の管理なんです。



この妙法院は、天台宗なんです。
青蓮院、三千院(梶井門跡)とともに「天台三門跡」と並び称されてきた名門寺院なんです。
この東大路沿いの門は日頃閉まっていることが多いんです。
お正月にタクシーで前を通って開いていたので4日の日に写真を撮りにいきました。
調べるとここは、普段は公開されていない。
秋ぐらいに一般公開しているだけなんです。
だから門が開いているのはほとんどみないんだ。
入ると結構立派な建物なのでびっくりです。
当然みんな知らないから人もいない。





入り口だと思って、かなりハードな階段を上りました。
最後の門の敷居(?)部分が松葉杖の私には辛かった。
階段扱いで踏む訳にもいけないしね。




↑普賢堂

近所なのに一回も入ったことがない。
北隣の病院には入った(入院)したことがあるのに。
あの病院も外資系のホテルになるそうです。




↑庫裏内部

それから不思議に思ったことがあります。
なんでお寺なのに門松を飾ってあるのか?
門松って歳徳神を呼び込むための、アンテナ的なものだったのじゃないの?





まあ、神仏習合という考え方もあるから、そこまで固く考えなくていいのかもね。
いいじゃない、めでたいんだから。
言われそうだな。
でもどこか納得していない京男だった。



ここが正式な入り口です。
病院に入る横ということになりますね。
妙法院門跡地図

Twitter→@kyo_otoko
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます (すー)
2012-01-07 10:59:11
確かにこの前は何度も通ったことがありますが、中はこんなに立派だったのですね。
知らないことだらけですね。
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>すーさん、こんばんは (京男)
2012-01-07 17:20:43
よく通るけど、ここは私もはいったことがなかった。隣の病院へは入りましたが。(笑)ここはとてもきれいに整備されたお寺でした。
機会があれば一度行くといいですよ。
返信する

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