京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

「冷やしあめ」の製造基地発見!

2007年09月11日 05時36分21秒 | 駄菓子


これは、マルキ商店の「冷やしあめ」の素。
なかなかいい面構えです。
ラベルの「炎と格闘 渾身の冷やしあめ」というのがなんともいい味だしてます。



ここは、小売りをしているお店。



お店に入るとびっくり、古いおもちゃ箱をひっくり返したような状態。
なんかとても居心地のいい空間に感じます。
京都の古くからあるお店の感じ。



並んでいるものが面白い。
どの商品で反応するかで年齢がわかりますね。



なんか冷やしあめと甘酒しか売ってないけど、色んな看板や品物が飾ってあります。
不思議なディスプレーです。



これが冷やしあめの包装をとるとこういうビンがでてきます。
ビンの中はトロンとした液体が入っています。
この液体を6倍に薄めます。



「冷やしあめの素を炭酸水で割ったらジンジャーエールになるのか?」
早速、用意した炭酸水で割って「ジンジャーエールになるか?」の大実験。
結果は、やっぱり冷やしあめでした。
生姜が自己主張していました。なんでやろ?
それに冷たい炭酸水を注いで混ぜようとしたら、なかなか溶けません。
冷やし飴にする時もあらかじめお湯で溶かして冷やすといいようです。
この原液を紅茶・ミルクに砂糖がわりにいれると美味しいんだそうです。
ミルクにいれるのを「ミルク飴」というらしい。
なるほどね。もう少ししたら「あめ湯」の素を売るんだそうです。
「なにが違うの?」と聞くと「ラベルが違う」と明快な答え。(笑)
面白いお店が京都には残っています。
マルキ商店
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6 コメント

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おはようございます (すー)
2007-09-11 07:42:56
>「なにが違うの?」と聞くと「ラベルが違う」と明快な答え。(笑)
>面白いお店が京都には残っています。

本当の京都は奥が深いですね。
このお店、本当にいい(^O^)/
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>すーさん、おはようございます (京男)
2007-09-11 08:28:58
今日の朝は快適な気温ですね。
さすがにセミの声が小さくなりました。まだ鳴いていますが。
伏見辺りもこういうお店がまだあるかもしれませんよ。
レポートよろしくね。
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うれしい! (東男)
2007-09-11 10:02:57
なかなかの面構え、凛々しいとも言える。「どうだ、何か、文句あるのか!」と言っているようだ。どこかの政治家よりも品と格があります。それにしても、すごい店ですね、何屋さん?って感じがいいです。駄菓子の陳列と高級そうなオーディオ装置がイイ味をだしています。ジャズの音が聴こえてきます・・。
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冷やしあめもさることながら (路渡カッパ)
2007-09-11 10:22:03
面白そうなお店ですね。生きた博物館?
カルピスも冷やしあめも濃縮が良いよね。
ちょっと邪魔臭いけど、その時の口に合わせられるしね。
あめ湯と冷やしあめ・・・ラベルが違うだけかぁφ(..)メモメモ
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>東男さん、こんばんは (京男)
2007-09-11 20:30:08
威風堂々という感じでしょ。真っ向勝負ね。
冷やしあめと甘酒だけの専門店というのがとてもすがすがしい。しかも成り立っている。
お店の雰囲気もそれっぽい。
この冷やしあめ、つくる時は薪で煮詰めているみたい。
すごいですね。
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>路渡カッパさん、こんばんは (京男)
2007-09-11 20:31:31
ここは車で行きにくいかも。でもちょっとなら留められるかな。一度いくといいですよ。
地方の人の手土産にはばっちり。
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