ここは東大路七条の北東にあるのが妙法院門跡。
「門跡」と名称は、皇族・貴族の子弟が歴代住持となる別格の寺院を指します。
三十三間堂はご存じですよね。
あそこは、妙法院門跡の管理なんです。
この妙法院は、天台宗なんです。
青蓮院、三千院(梶井門跡)とともに「天台三門跡」と並び称されてきた名門寺院なんです。
この東大路沿いの門は日頃閉まっていることが多いんです。
お正月にタクシーで前を通って開いていたので4日の日に写真を撮りにいきました。
調べるとここは、普段は公開されていない。
秋ぐらいに一般公開しているだけなんです。
だから門が開いているのはほとんどみないんだ。
入ると結構立派な建物なのでびっくりです。
当然みんな知らないから人もいない。
入り口だと思って、かなりハードな階段を上りました。
最後の門の敷居(?)部分が松葉杖の私には辛かった。
階段扱いで踏む訳にもいけないしね。
↑普賢堂
近所なのに一回も入ったことがない。
北隣の病院には入った(入院)したことがあるのに。
あの病院も外資系のホテルになるそうです。
↑庫裏内部
それから不思議に思ったことがあります。
なんでお寺なのに門松を飾ってあるのか?
門松って歳徳神を呼び込むための、アンテナ的なものだったのじゃないの?
まあ、神仏習合という考え方もあるから、そこまで固く考えなくていいのかもね。
いいじゃない、めでたいんだから。
言われそうだな。
でもどこか納得していない京男だった。
ここが正式な入り口です。
病院に入る横ということになりますね。
妙法院門跡地図
Twitter→@kyo_otoko
機会があれば一度行くといいですよ。
知らないことだらけですね。