京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

すごい生物がいるもんだ!

2014年01月25日 05時18分58秒 | その他
地球上には、不思議な生物がいるもんだと思った記事が二つある。
一つ目がナマケモノ。
ナマケモノとガ、切っても切れない共生関係 研究で判明
この記事を見てやはりナマケモノは凄いと思った。



落語で「不精代参」に出てくる親子の話を思い出す。
こんな話。
親子で寝ていて、
息子「おとつぁん、神棚のお灯明を消すのを忘れた。消した方がいいやろか?」
父親「消さなあかんと思たら、消さんかい」
息子「わて消すのじゃまくさい」
父親「おれかてじゃまくさい」
息子「ほっとこか」
父親「ほっとけほっとけ」
中略
結局、二人は火事で焼け死ぬ。



当然ながら地獄行き。
地獄で閻魔大王の前に引き出され、顔もあげるのがじゃまくさいのであげない。閻魔さん、呆れて「人間に生まれ変わるのはあいならん。畜生道に落とす。ただし今は、先代の十三回忌なので特別の温情で生まれ変わる動物を選べる」と言う。
親子がじゃまくさがって言わないので、閻魔さんが動物を提示。
馬→牛→犬→猫
親子が猫で反応。
ただし、条件付毛並みは汚れがめだたないように真っ黒で(鼻のところに御飯粒のような白い模様付、なぜなら鼠が寄ってきて近づいてくるので)お願いします。
この落語では、ミツユビナマケモノは想定外だったかも。



京男が小学校の時、卒業作文集かなんか作っていて、アンケートをあった。
「動物に生まれ変わるなら、何に生まれ変わる?」というのがあった。
「ミツユビナマケモノ」と書いたら、先生に怒られた。
心の狭い教師だったなぁ~。



その後、目出度く成人(聖人にはなってまだやね)して、テレビの動物のドキュメンタリーをやっていた。
そこで、ミツユビナマケモノが登場した。
池に落ちても、代謝が遅いので死なない!ゆっくり水の底を歩いて陸にあがった!
やっぱりすごい。さらに子作りのシーンになった。その時の素早い動きにビックリした。やっぱりやる時にはやるんだ!と妙に感動しましたね。(笑)



二つ目がめっぽう寒さに強いヤツの話。
ネット上で「東京海洋大、-196℃で24時間凍結しても死なないヒルを発見



これは凄いと思った。
-196℃はちょっと寒すぎです。
これは、将来研究課題になるでしょうね。
生理的メカニズムがわかったら、SFで出てくる人工冬眠も夢じゃない。



別の話で化石の中で冬眠?しているヤツもいるらしい。
もしそんなヤツがいるなら、隕石に含まれて宇宙から先祖が来たというのもあるかもしれない。
どこまでが物質で生命なんだろう?
いま大活躍しているウイルス(ヴィールス、ウィルス、virus)も変な存在ですね。
細胞を持たないから非生物とされることもあるらしい。
でも生命の形態といえばそうだし。
幽霊と違って実際、科学で検出できる存在だし、いないとはいえない。



生命ってなんだろうね。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otokon
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする