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万国時事周覧

世界中で起こっている様々な出来事について、政治学および統治学を研究する学者の視点から、寸評を書いています。

強行採決は小沢氏の手法

2010年06月06日 15時33分08秒 | 日本政治
郵政法案「徹底審議を」=自民・谷垣氏(時事通信) - goo ニュース
 管新政権は、小沢色の払拭を掲げて民主党の刷新をアピールしているようです。もし、脱小沢がポーズではないならば、民主党は、行動パターンの変化でそれを示すべきと思うのです。

 これまで民主党政権では、重要法案を、尽く強行採決という方法で可決させてきました。この手法は、小沢氏の指南によるところ大きく、”政治は数”という氏の哲学?の現れでもあります。郵政法案については、連立を組んでいる国民新党の亀井氏の意向と参議院選挙における郵政票の取り込みが背景にあるとされていますが、この法案には、WTO違反の疑い、民間事業者の圧迫、国民負担の増加、経営の非効率化、財政赤字の拡大、民意の無視・・・など、問題点が多くあります。こうした問題含みの法案は、強行採決で通すべきではありません。

 新政権が発足をしても、行いが同じであるならば、国民の多くは、やはり”首のすげ替え”に過ぎないと感じるのではないでしょうか。

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コメント (11)
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