一過性とは言えない

何やら最近、二次元の女性キャラのむっちりもっちり化が止まらないが、
これは巷が貧しくなって、胸の大きな女性が持て囃されるようになるのと
同じようなものなのだろうか。あるいは細身なのは子供向けで、太いのは
大人向けで、最近子供が減ってきているから太いのが増えているという
事なのだろうか。ともかく、次のプリキュアのキャラの脚が
ふとましくなったら、この風潮が板に付いたことを認めようと思う。

個人的な趣味としては、適度に肉付きが良い方が立体的に映えて、空間を
良い具合に埋めてくれるので好きである。ただし、胸はあまり大きくない方が
好み。女体の美しさは曲線にあり、女体のエロスは隙間にあり、という
見地からすれば、エロスを最大限発揮するためには衣服との間にそれなりの
空間が必要になるから、あまりにもたわわ過ぎるのは良くないという考え。
とは言え、一概に決めてしまって良いものでもなく、数年後には宗旨替え
している可能性も大いにあるので、あくまでも今の見解という話。

それにしても、pixivなどに上がっている絵の傾向も10年前と比べて随分
変ったものだと思う。流行りも有り、技術的進歩も有り、色々なものが
紆余曲折を経て形になって、今の姿があると思うと感慨深く、またこれから
どうなっていくのか大変に興味深く思う。
巷に公開はしていないものの、己の絵も『古臭い』と言われないために、
日々研鑽は怠らぬようにしたい。