春 コブシの花も咲く

　弥生3月のスタートです！もともとは旧暦の3月（3月下旬から5月上旬頃にあたります）を指す言葉だった弥生ですが、現在では新暦の3月の別名として使われています。語源を調べてみると、弥は「いよいよ・ますます」、生は「草木が生い茂る」という意味があり、「木草弥や生ひ茂る月」（きくさいやおいしげるつき）が短くなって「弥生（いやおい）」になり、さらに変化して「やよい」になったと言われます。冬に別れを告げ、季節は春です。全国の弥生さ～ん、あなたの月ですよぉ。

　1日の東京は朝から良い天気で、散歩に出た10時過ぎには気温も2桁まで上がり風もなく暖かさを十分に感じられました。公園をのぞいてみると子供たちの元気な声がこだまし、コブシの木にはポツポツ花が咲いてました。いつもより少し早いですかね。ほかの所のシデコブシもつぼみが膨らみ先っぽにちょっぴりピンク色が見えたので、暖かさが続けば間もなく花開くでしょう。モクレン科の木でハクモクレンと花がよく似ているので紛らわしいですが、コブシの花はモクレンよりやや小さく花の下に葉を一枚つけているのが特徴です。花の開花時期もハクモクレンより少し早いようです。

　午後には気温も都心で19.1度、練馬では19.7度まで上がり4月頃の陽気になりましたが、春先の天気は不安定でもう下り坂。明日は東京も雨が降り、いささか荒れ模様の天気になりそうとのことですが、気温は高目のようです。