花熟里(けじゅくり)の静かな日々

脳出血の後遺症で左半身麻痺。日々目する美しい自然、ちょっと気になること、健康管理などを書いてみます。

「キンモクセイ(金木犀)」

2013年10月23日 12時34分15秒 | 自然
散歩しているとキンモクセイ(金木犀)の甘酸っぱい匂いがあちこちでしています。小さな黄金色の花が密集しているのは見ごたえがあります。木の下には落ちた花が集まっています。













“モクセイ科モクセイ属の常緑小高木樹。 原産地:中国南部で江戸時代に渡来。主に庭木として観賞用に植えられている。樹高:3~4m 開花期:9月~10月。個々の花は小さくて目立たないが、多く集まるので黄金色が目につく。キンモクセイの香りは、トイレの芳香剤として、70年代初頭に利用が始まり、90年代前半まで主流だった。約20年間も「トイレの香り=キンモクセイ」だった。”

大変すばらしい歌詞ですので今年も掲載します。特に娘を持つ父親にはジーンときます。
『 金木犀の季節 』
 作詞作曲:沢田聖子

金木犀の香り漂う 秋の日
待ちに待った 今日は運動会
騎馬戦 綱引き パン食い競争…
マイムマイムも 踊っちゃう
ただひとつ 心配な競技がある
父兄参加の100m走

みーちゃんのパパは 白いポロシャツ 
青いバスケットシューズ
私のパパは グレイの背広 そして革靴
会社帰りでもあるまいし
なぜ? 運動会にスーツ姿

運動会は 順調に進んで行き
恐れていた " その時 " がやってきた
スタートラインに グレイのスーツ
遠くからでも 誰より目立つ
走り出したパパに 何度も「ガンバレェ~!!」
近づくスーツ 先頭を走る

みんなの視線全てさらって パパはヒーロー
カーブに入り 悪魔が笑う 靴が滑った…
転んだ拍子にポッカリと 膝に穴が開いた スーツ姿

娘心に 深い深い傷が残り
しばらくパパに 心閉ざしてた
大人になって 笑い話に変わった想い出
金木犀の季節になれば パパと笑い合った

素直に言えなかったけれど
本当は好きだった スーツ姿

(2013年10月23日  花熟里)

コメント
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