散歩していると、民家の庭や道路わきに様々な色のアジサイが咲いています。梅雨時
の花ですね。
“アジサイ科(古い分類ではユキノシタ科)の落葉低木。
紫やピンクなど色がついているのは「萼(がく)」で、花はその中の小さな点のような 部分。 もとは関東地方の海岸に自生していたガクアジサイで、花が手毬状に咲くアジ サイはその変形。ガクアジサイは中心の小さい両性花と、まわりの大きな装飾花から成 っている。その装飾花が全て装飾花に変化し、丸く手毬状になっているのが一般的な手 毬型のアジサイ。
「あじさい」の名は「藍色が集まったもの」を意味する「あづさい(集真藍)」が訛っ たものと言われる。また「紫陽花」は唐の詩人・白居易が別の花(ライラックか)に名 付けたもので、平安時代の学者・源順がこの漢字をあてはめたことから誤って広まった といわれている。
江戸時代にオランダ商館の医師として 日本に滞在したシーボルトはこの花に魅せら
れ、遊女の「お滝」の名前にちなんで学名を「Hydrangea otaksa」となずけたが、
採用されなかった“
(2011年6月13日 ☆きらきら星☆)