近所の児童遊園地にユッカランが咲いていました。遊園地付近の方の話では、花が咲く
までに10年くらいかかり、その後、毎年白い花を咲かせるとのこと。 肉厚の葉は
先が鋭く尖っており危ないので、児童遊園地にはどうかと思うと、この方は話して
いました。
私は半身麻痺なので、ちょっとしたことで体のバランスを崩しやすいのですが、写真
をとろうと近寄った時に、案の定、手に刺してしまいました。
“ユッカランは、リュウゼツラン科ユッカ属の耐寒性常緑低木。
中米・エルサルバドルの国花。 北アメリカ南部が原産で、日本へは
明治中期に渡来。高さは1m~2m。 細長く鋭利な刀のような葉が
多数集合している。中心部から長い花茎が真っ直ぐに伸びて分枝し、
その各枝にお椀を逆さにしたような白い大きな下向きの花をつける。
開花時期は5月下旬~6月上旬。二度咲きするものは9月下旬ごろ咲く
もの、または11月下旬ごろ咲くものがある)
なお、三重県志摩市の和具大島には、ハマユウなどの海浜植物が群生
し全域が三重県の天然記念物に指定されている無人島だが、外来植物
のユッカランが大繁殖しており、在来植物への影響が問題になっている
こともあり、環境省が志摩半島野生動物研究会と協力して、ユッカラン
の駆除を行っている“
(2011年6月9日 ☆きらきら星☆)