敷地は三千坪。
岩崎家の別荘として、昭和4年に建築された。
作庭は小川治兵衛。湧き水の豊かな敷地での作庭は、十分な手ごたえがあったのではないかと想像する。
こちらは、昭和22年から旅館として営業している。
午後遅くに到着すれば、次第に陽は西に傾き、木々が池の面にも影を落とす。
時間との戦いで、ひやひやしながらの撮影だったが、その後の湯船などで、この宿の心地よさをゆっくり味わうことができた。
宿泊した初音は、村野藤吾晩年の建築。
昭和63年の作だが、建具などに使われている材が実に良質で、建物の格は旧館にまったく見劣りなどしない。
翌日も、朝から空は晴れ渡る。
あまりにも差し込む陽の光が鮮やかで、庭の中心となる池の周囲などの撮影は難しかった。
東屋からながめるくらいが、調度よかった。
岩崎家の別荘として、昭和4年に建築された。
作庭は小川治兵衛。湧き水の豊かな敷地での作庭は、十分な手ごたえがあったのではないかと想像する。
こちらは、昭和22年から旅館として営業している。
午後遅くに到着すれば、次第に陽は西に傾き、木々が池の面にも影を落とす。
時間との戦いで、ひやひやしながらの撮影だったが、その後の湯船などで、この宿の心地よさをゆっくり味わうことができた。
宿泊した初音は、村野藤吾晩年の建築。
昭和63年の作だが、建具などに使われている材が実に良質で、建物の格は旧館にまったく見劣りなどしない。
翌日も、朝から空は晴れ渡る。
あまりにも差し込む陽の光が鮮やかで、庭の中心となる池の周囲などの撮影は難しかった。
東屋からながめるくらいが、調度よかった。
知りませんでした。
治兵衛らしい穏やかなお庭です。
見てみたいですね。
ここに宿泊されたんですか。
うらやましい限りです。
宿泊客以外でも見学がでくるのでしょうか。
ぜひ、訪れてみたいですね。
10月だというのに、あまりにも空気が透明で空は晴れ渡り、庭の一番古い部分と思われる石橋の辺りの撮影はうまくいきませんでした。
これ程の格の旅館に宿泊することは滅多にないだけに、いささか残念でした。
それでも岩崎家の豪奢の一端に触れる事ができたのは意義深いものがありました。
こちらはなかなか、お勧めの庭です。
これ宿泊できるのですか
すごいですね
朝一番、日の出の時間
この空間を独り占めしてみたいものです
深夜の露天ぶろは一人占めして大いに堪能しましたが、その後の深酒もあり、日の出の時間には爆睡していました。
思えば、寸暇を惜しむべきタイミングだったのですが、実に残念でした。
村野藤吾氏の晩年の設計であるにもかかわらず力量と新鮮さを感じます。
「初音」は新館の中でも秀作で憧れの部屋でした。
主寝室の奥に月見台。隣に中の間、さらに次の間まであります。その両側に畳敷きの廊下が通り、内湯や洗面所などはその外側。
なんだか部屋の中で迷子になりそうでした。
初音の専用の庭からなんとなく本館が見渡せて、ところが本館の廊下から見える初音の庭はそれと意識されず、ロケーションからして十分に練られたものだと感じました。
建てられて20年近く経つのに、建具のきっちりとした姿、動かす時の軽さともに、流石と感じました。