冬型の気圧配置が一時的に崩れた日なのだが、東京は朝から小雨が降り太陽は顔をのぞかせない。
気温はそれ程低くはないのだが、街全体が冷え切ったままの状態であった。
そんな日には、身体を暖める天丼がどうしても食べたくなる。
三定は店名からして浅草の名店の暖簾分けかと思われるが、浅草橋の駅近くに昭和そのものの姿のお店がある。
昼時を大分過ぎた時間帯に入店し、ミニかき揚げ丼を注文した。
店内に他に客はなく、厨房からはすぐにかき揚げを2度揚げする油鍋の音が聞こえて来た。
味付けは下町風に濃いめではあるが、カリッと揚がったかき揚げを丼ぶりに蓋をして、一瞬蒸らす。その呼吸も見事だった。
タネは大き目、ご飯は少なめのミニ丼を考案するとは、やはり昔からの粋な文化が息づいていると思った。
気温はそれ程低くはないのだが、街全体が冷え切ったままの状態であった。
そんな日には、身体を暖める天丼がどうしても食べたくなる。
三定は店名からして浅草の名店の暖簾分けかと思われるが、浅草橋の駅近くに昭和そのものの姿のお店がある。
昼時を大分過ぎた時間帯に入店し、ミニかき揚げ丼を注文した。
店内に他に客はなく、厨房からはすぐにかき揚げを2度揚げする油鍋の音が聞こえて来た。
味付けは下町風に濃いめではあるが、カリッと揚がったかき揚げを丼ぶりに蓋をして、一瞬蒸らす。その呼吸も見事だった。
タネは大き目、ご飯は少なめのミニ丼を考案するとは、やはり昔からの粋な文化が息づいていると思った。
天丼かかつ丼のイメージがあり
実は、かき揚げ丼というのは
食した記憶が思い出せないほど
食べてませんね
写真を拝見すると
次回、丼屋を訪れたら食べてみようと思いますが
その時まで覚えていられるかどうか(笑
具がドーンとのっていて、
それだけで嬉しくなります。
そして、
かき揚げがカリっと…。
堪りません。
丼物は、冷え切った体、ぺこぺこのお腹を前提にして見事な計算がなされていて、そのチャンピオンはカツ丼だと思います。親子丼などと同様に明治後期から大正の、洋食が日本の中で少しずつこなれていった時代を思わせる味です。
それに較べると天丼は歴史は少しは古いかもしれませんが、下手の迫力には欠けるかもしれません。
掻き揚げは、小さな素材(小柱やら、ゲソやら、芝海老やら)を口当たりよく食べさせるために、結構手がかかっているのかもしれません。一度、お試しください。
ミニを名乗るだけあり、丼も薄めのものを選ばれていて、ご飯はしっかりと盛られているにも関わらず、量は実に少なめです。
それを覆い隠すような掻き揚げ。ご飯にもしっかりとかけられているツメは濃い目の味付けで、塩分摂取量なんて気にしなかった懐かしい昔の味です。
こういう丼は、最後まで熱々で、冷たいビールにも、よく合います。