蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

本法寺 巴の庭  京都

2018-05-23 23:42:31 | 京都の建物、庭園
18世紀後期の大火により伽藍は燃え尽きてしまったようだが、この庭は室町の姿を伝えると言われている。


作庭当初から、鍵型であった庭と記述されているが、最も凄みを感じさせるのが渡り廊下に囲まれたこの部分である。
確かな視線が、通っているように感じられた。




この凝縮したエリアから渡り廊下を越えると、一つ緊張感が失われる印象がある。




枯瀧も蓮池もありながら、坪庭のような最初の緊張感を維持できないのはなぜなのだろう。


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2 コメント

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Unknown (j-garden-hirasato)
2018-05-26 11:37:59
「緊張感が失われる印象」
白砂の枯山水であれば、
そう感じることはなかったでしょうか。
緑の持つ癒し効果もあるでしょうか。
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Unknown (kikouchi)
2018-05-28 21:16:59
>j-garden-hirasatoさん
やはり蓮池の見た目が残念で、それで一つの庭という感覚が無かった事でしょう。
確かに、白砂は見事な緊張感が漂います。それには少し及ばない感じです。
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