蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

くろむぎ  さいたま市見沼区

2014-11-04 23:21:38 | 蕎麦
くろむぎさんは、昔の大宮市と岩槻市のちょうど中間辺りにある。
スマートフォンのナビゲーションでお店に向かったのだが、最後の詰めとでもいうT字路での案内がわかりにくく、大汗をかいてグルグルと近くを走り回ってしまった。しかし、分かりにくいのは新興住宅地の中にお店がある為であり、別にお客を断るようなお店ではない。


辿り着いたのは昼の営業も終わりかけの時分であったが、運良く奥秩父の玄蕎麦使った十割が残っていた。


この太めの十割の蕎麦、まさしく天国的な味わいである。
まずは太いやつを一本、何も付けないで噛み締める。おお、口の中に力強い蕎麦の香りが広がる。
醤油の味が濃い感じの汁に浸けても、蕎麦の味は損なわれない。


太め、柔らかめ、で野生の香りむき出しの十割。
これは、私の好みにぴったりと来る。
東京の繁華街のお店ではまず、絶対に食べられない野性的な旨さ。やはり、これが蕎麦の魅力ではないかと個人的には思うのだが。


こちらは、芸術と蕎麦のコラボを目指すお店。
店内はギャラリーとして、地元の芸術家の作品が展示されている。
少し空腹感が収まった所で周囲を見渡すと、なかなかの盆栽がお店の雰囲気をもり立てている事に気がついた。


御馳走様でした。
お腹も満足、目も満足のお店。