蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

天龍寺塔頭 宝厳院

2009-03-23 21:51:48 | 京都の建物、庭園
阪急嵐山線からアプローチ。


流れる水はまだ冷たいのだろうが、春の光を感じる午後遅くに訪れた。


よく晴れた日だったので、日陰には本当に光が回ってくれない。三尊石など庭を締めくくる重要な要素は画面右にチラッと写っている程度だ。






(ハレーション気味の写真が多くて白つ茶けて見えがちですので、すみませんディスプレイの角度を調節してやって下さい。)
見事な苔の中に、何やら謎めいた石や切り株が配置されている。時間の経過とともに、この庭を演出した樹が寿命を迎え、それでもその跡を残す姿は、何か独特に深い印象を与える。




2トントラック位いある巨石の碧岩と獅子吼である。重さは、その数十倍であろう。禅僧策彦周良禅師の命名。そのわきを通りぬけるだけでも身が引きしまる。


流れと苔と大小様々な石。この姿に大変な豊かさを感じてしまう。