昨日は夕方、大阪・うつぼ公園の戦争法案反対の集会に行き、約2時間のデモに参加した。
さすがに日曜日なのでビジネス街は人通りが少なかったが、心斎橋や難波辺りでは沿道の人たちにも声援を送る人や手を振る人が多くいて、これまで参加してきたデモとは大きく違った手応えを感じた。
そして集会もデモも、ものすごく元気なのが印象的だった。
運営する人たちがとにかく若い。
これはもう従来の労働組合青年部主催のイベントというような感じではない。
中心にいる若者たちがまったくごく普通の人たちで、いかにも活動家然とした人たちではないのだ。
そしてなにかしらとても頼りがいのある感じというか、すごくしっかりしている。
舞台上やデモ最中に話す内容もすごく自然で、こういう世代を敵にまわしてしまったウソばっかりの安倍政権にはつくづく未来はないと感じた。
おじさんはそんな頼もしい若い人たちのエネルギーをいっぱい感じ取りながらのデモを楽しんできた。
さていよいよ法案の行方を決する週が始まった。
最新の朝日新聞の世論調査では、戦争法案に「賛成」29%、「反対」54%だ。
安倍首相は17日を焦点に法案成立をめざすが、いまの国会で成立させる必要が「ある」は20%、「ない」は68%。国会での議論は「尽くされた」11%に対し、「尽くされていない」は75%もある。
さらに内閣支持率は36%(前回より2%降下)、不支持率は42%(同1%上昇)で、第2次安倍内閣発足以降、支持率は最低となった。
さて、政権を取り囲むあらゆる状況が不利の下でもやはり強行採決をするのだろうか。
小選挙区制で作られた虚構の議席とはいえ圧倒的多数を占める与党議員の気持ちを揺さぶり、動揺を作り出していく手立てはないものか…。