ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

突然の(2)

2008-08-25 | 考えたこと
いきなりの(2)だが、では、(1)は?

正解は、2008年6月9日(笑)。






ある日。

T子さんが BGMに流していたラジオからの
何かのニュースに接した時に

「ああいう人はサ、もう前から死ぬって決まってんのよね。

 そういう運命なのよ。」

とおっしゃった。



4月11日の 
大型トラックのタイヤがはずれて
対向車線を走行中のバスの運転手を直撃した
死傷事故のニュースだったかもしれない。

T子さんは このニュースに、というか 亡くなった運転手に
とても関心を持ったみたいだった。







今年はこの色のキンギョソウをいくつか植えた。 丈夫でいい!







私は思わず、

「それは、不慮の事故とか、事件とか、

 ん~、たとえば、

 通り魔にやられた、とか、でも、ですか?」

と聞き返すと、

当然、といいたげな様子で

「そうよ。」

と返事が返ってきた。

それでますます、私は考え込んだ。。。






ちょうどその頃、
私はしばしば≪突然の死≫について考えることが多かったのだ。

去年7月の アレモンの死だけが契機ではなかった。

人の死の‘時’は 
本当に あらかじめ 
その人の人生という運命の中に インプット済みなのだろうか?





今年は やたらと通り魔事件が発生している。

実家の方の駅でもあった。

頭の中は、ワイの、ワイの、している。。。(苦笑)






人の死は 生まれてきたからには 生まれたときから決定しているが
どのような死を迎えるか、については
(ほとんど)誰も 知らない(はず)。

私は 突然の死を嫌う。

人が 突然亡くなった、と耳にするのもイヤだ。



せめて、通り魔事件だけでも、なくならないものか。。






                 次回へつづく



3 コメント

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その時 ()
2008-08-25 22:58:49
決まっていると思った方が、あのときこうすれば良かったとか、こうしたばっかりにとか責めなくても良いというか納得しやすい気がするけど、何の関係もない人間の気晴らしに刺殺されたのを決まっていた命だと納得出来ないと思う。

突然の死も余命宣告された死も命の消えることに変わりはないけど突然の死はつらいですね。
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寿命 (scops)
2008-08-26 11:40:57
あるのかもしれませんね。でも「無い」と思うか意識しないようにしないと、私のような凡人は自堕落になってしまいそうです。

突然死は周りのものは辛いけど、死ぬ本人の立場に立てば、死ぬ日がわかっているよりまだマシなのかなあなどと思います。もちろん、不慮の事故や事件に巻き込まれて死ぬなんてことは論外ですけど。
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あまり信じたくはないですねえ。。 (ジョルジュ)
2008-08-26 21:58:00
風さん、こんばんは。
通り魔事件などのニュースには 憤りや無力感に押しつぶされそうになりますが
これが あの人の運命だった、なんて、決し信じたくはありません。
この人は 間もなく突然死ぬのだ、とわかっていたら あとから
ああすればよかった、こう言ってあげればよかった、と あとから苛まれることがなくて済むだろう、などと ずるいことを考えています。

scopsさん、
寿命は・・・あるのかもしれませんね。なあんて、根拠は塵ほどもありませんが。
だって あると信じなければ あまりに可哀想で こちらが耐えられない、ってことがあるじゃありませんか?
昔の人は「畳の上で死ぬ」という言葉を使いましたが 事件や事故に巻き込まれて、覚悟も出来ないうちにあの世へ、というのは 困ります(笑)。 
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