ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

見える加齢・見えない加齢

2007-09-25 | 考えたこと
私が「加齢」に反応(苦笑)するようになったのは
きのう書いた脂漏性湿疹の時の医師の
「カレイによるものです」発言の後。

それからこの対談を読んでから。

鎌田實&新谷弘実、「元気に百歳以上生きる秘訣」
(『月刊PHP ほんとうの時代』 2005年9月号 p18)。



新谷「いま七十歳ですが、同級生と会うと、
   男性も女性も、ぼくと同い年にはとても見えない。

   白髪はもちろん、シミ、シワ、薄毛と、
   まるで玉手箱を開けたみたい。
   
   脳の回転も落ちているし、
   しっかりしてくれ、と言いたくなります(笑)。









「もののけ姫」の コダマ。これは・・・。






これは 新谷医師が エンザイムを豊富に摂取し、
エンザイムを浪費しない生活をしているからなのだろうか?

少なくとも 氏は そう考えているみたいだし
確かに すごく若々しい。

白髪もほとんどないみたい。



ただ 私は
頭髪に関してだけは ちょっと違うかもしれないと思っている。

髪だけは真っ白だけど
他はとても若々しい、という人を 何人か知っているから。

テレビに出てくる人にも何人かいるし、
花卉栽培農家の義さんもそうだ。

佐伯チズさんなんか 以前 「徹子の部屋」に出てたけど、
プリップリのお肌!



ああいう人たちは
老化が髪に集中してしまってて、
その他には あまり出てないように思える。

私の母は (そして 姉も私も)
白髪が少ない分、他に現れているような気がする(涙)。

髪が薄くなる人も 同様ではないだろうか。






そう、「たたり除け」風鈴(笑)。





それはともかく、
白髪やシミ・シワなどの 目に見える老化の他に

内臓などの 目に見えない部分の老化というものがある。

特に重要なのが 血管の老化で、
これは そこいらじゅうの病気につながってくるだろう。

内臓も よくはわからないが
確実に歳をとっていくわけで、
それに伴って 機能が落ちていくのは 致し方ない。

脳の老化は・・・考えたくない(苦笑)。







もう少し わかりやすいのが、
口内炎や 肌荒れなどではないかと思う。

人の体の中では 毎日 
数え切れないほどのがん細胞が生まれているはず。

それを 免疫力でやっつけていたり
がん細胞が自分で勝手に死んでいくことで
がんにならずに(済む人は)済んでいるわけだ。

けれど
たとえば 口内炎や 湿疹などができる時には
自然治癒力というか 免疫力が落ちている時なので

きっと 体の中でも
なにかしら 良くない変化が起きているはずだと思う。



老化や 疲労が 見える場所、わかる場所に出たときには
体中の細胞が疲労しているのだ、と思って
いたわってあげなくてはならない。

そういうところを
「疲れているけど、病気ではないから。」などと
見逃してしまうところに、
現代人の鈍感さが現れている。

本当は
もっと もっと 
自身の身体に耳を傾けて 
体が発する声を聞いてあげなくてはいけないのだ。






これは、亭主の実家の玄関に貼ってあった、「角大師」と「大般若のお札」。





これまでに
無理を重ねたり 心労が重なったりした時に
人が一気に年をとるのを 
何度か 目の当たりにしている。

母の白髪がそうだった。

父が倒れてから 急に増えた。

(シミ・シワ・タルミは それまでもすごかった。)



義父は ある仕事で 休日返上で無理を重ねた時に
頭がプルプル震えるようになったという。

「お爺ちゃんは、あれで 寿命を縮めた。」
と 悔しそうに語っていた義母のことばを忘れられない。



亭主も 一大プロジェクトで 
心身ともに連日過労状態にあった時に
目に見えて 白髪が増えた。

そして 最近では 娘が
「帰るたびに パパが 年を取っていく・・・。」
などと言っている。



私は 乳がんで入院する前から
ずっと口内炎で悩んでいた。

入院後、手術前に 
医師に 口内炎の薬をお願いして服薬したりしている。

その後も 度々できる口内炎に悩んできた。

越中富山の薬売りさんから
「米ぬかを食べて」とアドバイスを受けてからは
薬を飲まずに
米ぬか(ただし、酸化しやすいので 新鮮なもの)を舐めるようにした。



それから ふと考えると 
何も米ぬかを舐めなくても
玄米ご飯を食べれば済むはず、と思った。

気をつけてみると
口内炎ができた、という時は
やはり 「最近、玄米を食べてないわ」ということがほとんど。

きっと 肌の上、口の中だけじゃなく、
身体の中でも
よくない変化があるに違いない、と思うようになった。



とりあえず 私の場合は 
玄米を24時間水に浸して
1カップ分 余計に水加減して
(ex.玄米2カップに 水は3カップの目盛りまで) 
炊飯器で炊いたご飯を 一日1回食べる、

これで 口内炎を忘れて過ごしていけるようだ。

これで お肌の若返りにも効果があるなら、嬉しい!(笑)