ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

その後の息子

2007-06-03 | こどものこと
咳は なかなかとれなかった。

夜、寝付く頃になると 
二階の息子の部屋から 苦しそうに咳き込む音が聞こえてくる。

本人によれば、熱を出した娘を迎えに
夜 亭主と一緒にイバラキへ迎えに行った、
あの辺りから風邪気味だったという。



雨上がりのアルケミラ・モリス






病院の診断は「偏頭痛」だって。

なんだか どの医師も「偏頭痛」って言葉を口にするときに
特別な響きを持って言っていた。

「偏頭痛」外来でもあるのかな?

普通だったら 軽く見られそうな「偏頭痛」も
きちんと受け止めてくれそうな医師団、

それと 強烈な痛みや 吐き気を伴っていたからだと思うが
あれこれと検査をしてもらった。

検査をして 疑いが晴れれば
たとえ咳をしていても 安心して聞いていられる。



一週間たっても二週間たっても 咳は止まらなかった。

ふと 炎症を抑える効果がある、と聞く
ナタマメ茶のことを思い出し、
久々に(苦笑)煮出して 作っておいた。

冷やしておけば
息子は勝手に飲む。

冷たい飲み物で のどを冷やすのは 逆効果とも思ったが
「ああ、飲んでるな。」
と思った翌日から確実に咳が減って
だいぶ良くなってきた。

これは お茶の効用?

それとも 治る時期だっただけ?










いや、そんなことより、
履修届けだ。

ちょうど締め切りを迎える時期で、
事務局の方も多忙を極めており、
私は私で混乱していた。

私は焦るのに、息子は泰然自若? 

こういうのって、
実家の母や姉が 私に向かって いつも言ってたけど、
腹が立つね(苦笑)。



それでも さすがマンモス大学?

息子の履修届けは 遅れても大丈夫なようにしてくれてあり、
さほど遅れずに 個人時間割票をいただくことができた。

できたけど、
大変だった!(笑)



それからしばらくして
生活も落ち着いてきて

サークルの勧誘活動も沈静化して(笑)
息子が 毎日の時間割の通りに帰ってくるようになった。

そしたら
息子は 自分で起きて
駅まで自転車で通うようになった。

帰りはもちろん、自転車で帰ってくる。



これは 当たり前のことのようだけれど
朝 起こされないと起きなかった我が家の子ども達にとっては
非常に画期的な出来事!!!!!

一時間目がある日には(なんと、月曜日にあるんだよ!)
私が目を覚ます6時頃には
自転車で出かける。

私が少しでも寝坊すると もう 家にいない。

自立したのかしら~?










電車通学を 息子は中学・高校と 6年間やってきた。

(だから、麻疹の予防接種を受けたのだった。)

私は その送り迎えを  重要な仕事のひとつとして
やってきた。

その仕事が (ほぼ)終わったんだなあ。。。



残るは、運転免許。

毎週、土・日に 教習所へ通う生活を続けてきたが
ここで大学は はしかによる閉鎖。

「おまえ、今週中に 免許をとれよ。」

「あぁ。」

折りよく、息子は 先週初めに卒業検定に合格。

朝寝坊して 免許センターに行けなかった日の次の日、

つまり、一昨日、
ちゃんと合格して 免許証をゲット!

オメデトウ。



あとは 実際に道路を走れるようになるまで、
数回、一緒に乗って 慣れさせるだけ。

これは 娘の時も やった。

「恐い!恐い!」と叫びながら運転していた娘。

息子は どういう運転だろう?

助手席に乗るのは、少し スリルがある(冷汗)。