ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

ストレッチ

2005-02-07 | 健康オタク
耕作面積の広い農家の悩みに、
兼業できないということが
あるかもしれない。
この蔵の持ち主は
今ひとりで頑張って野菜を作っている。

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ホットカーペットの上で‘とぐろ’をまいて生活していて、
当然のように太った。
かといって 寒い戸外へ出る気はしない。
どこかへ出かけるのは 亭主がいい顔をしない。
市民プールは 改修工事中。

2004年1月、
私はホットカーペットの上で
‘とぐろ’を解いて、ストレッチをすることにした。

その前にいくつか、痩せそうな体操もしたのだけれど、
右足首が少々弱いので、
体重を右足で支えるような体制をとると、
何をしても 負担が大きくて 右足首が痛む。

座ったままでできる、いろんなポーズを
お風呂上りに、結構頑張ってやってみた。

ママの太り具合が異常だったせいか、
家族も笑わず、からかわずに 見ていた。



そのうち、息子が 
「そんけーするよー」と言い出した。
息子は、身体が硬いのだ。

私は、生涯でこれほど身体が柔軟になったのは、
初めてではないかと思うくらい、柔らかくなった。

ネットで真向法のやり方を見て、
少しずつ自分のやり方を修正したり。
真向法って、「まっこうほう」と読むなんて、
知らなかった。

ついでに術側の腕もストレッチ。
サボると伸ばした時に痛むようになる腕。
退院した時は必死だったのにね。



それから腹筋も。
腹筋をしてもお腹はへこまない、と
テレビ番組でやっていたけれど、
これをやると、「やった!」という気がするので。

毎晩、たった30回だけど、
こんなのが毎日続けられるのも、
今回が初めて。

やってみてわかったのは、
腹筋はある程度付けておいた方が、
起居動作が楽にできる、ということ。

寝そべった姿勢から起き上がる時も、
「どっこいしょ」でなく ひょいと起きられる。

背筋は頑張りすぎると私の場合、
腰の分離症の辺りが痛むので、適当に。



これらを始めてすぐ、
お腹がしっかりしたようなきがした。

始めるきっかけのひとつに、
たった一度の尿漏れがあったのだ。
たいして腹圧がかかったと思えない時に。

これはショックだった。
風邪を引いたあとだったので、
全身の筋力が 低下していたのだろう。

心配はすぐに消えた。
ほっとした。
(あのころ、くしゃみをしてなくて、よかった。)

女性は尿道の形状から、尿漏れを起こしやすい
とはいえ、
まだこんな若さで 尿漏れパッドでもあるまい。

子どもの頃から、体は硬く、体力もなく、
運動オンチの私でも
ちょっとの体操で 失った機能(オオゲサ?)を
もう一度 鍛えて 復活させる事ができるなんて、
カンゲキだった。



それなのに、嗚呼、夏の終わりに、
体操を止めてしまった。
続けていれば良かったのにと思いながら、
また ホットカーペットの上で
硬くなった身体を 伸ばしている。

身体が柔らかいと 怪我が少ないのは、
スポーツ選手に限らないだろう。

同じ運動をしても 身体が柔軟なほうが
消費エネルギーが大きいと聞いた気がする。

飽きずに こつこつ、
これ、一番の苦手だけれど、一番の近道。
今夜も明日も、こつこつを、ガンバル。