ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

更年期をやっつけろ!

2004-09-24 | 更年期
威勢のいい事を言ってはみても、時折ウツウツとしながら。
「更年期とは一般に、卵巣の機能が低下し始めてから 完全にその機能がなくなるまでの、
閉経をはさんで 前後10年間くらいを指します。」
「ならば、私は、更年期では、ない。」とか
「大声を出したい。何でもいいから歌いたい。」とか
「生きがいはなんですか?
 ありません。」とか
「誰にも会わず、ひとりぼっちで 淋しい。」などと
メモや日記に書き散らしながら、日々を送る。

メノポーズを考える会というのを知ったのは、新聞紙上で。
MENOPAUSE、更年期。
そのホームページに、私が知りたい事の一部分については、最も情報があった。
そのトップページに、「誰もが迎える更年期、 元気に過ごす10か条」というのがある。


1) 「更年期は気の持ちようと」と我慢しない。

2) 40歳になったら 更年期のことがわかる 婦人科などの専門家へ。

3) 医師には上手に訴え、上手に質問しよう。

4) 正確な知識と情報収集で 自分にあった治療法を見つけよう。

5) 更年期症状の改善は 適切な医療と 生活の見直しで。

6) 日常の健康作り(運動・睡眠・栄養・休養)を心がけよう。

7) 心の声に耳を傾け、「自分が何を望み、何が快適なのか」を大切にしよう。

8) 仕事・趣味・社会参加の輪の中で、本音で話せる友達作り。

9) 今からでも始めよう、パートナーとのいい関係作り。

10)これからこそ味わえる 人生の充実期を実感しよう。


いい事が書いてある。
はっとしながら、ふむふむと頷きながら、あるいは 「やっぱり・・・。」とか、
「無理ね・・・。」と沈んだ気持ちになりながら読んだ。
今読んでみても、変わっていない。
という事は、私は進歩していないらしい。
しかしこの10か条は、女性の更年期に限らず、
男性の更年期や 癌をはじめとする生活習慣病に対抗する、
不確実に見えて、その実 最も確実な 対処の仕方なのではないだろうか。
私は特に、第一項の 
「気の持ちようと我慢しない」に、大いに元気づけられた。

メノポーズを考える会では、ホルモン補充療法(HRT) に積極的だが、
それは リスクを考えた上での事、私には使えない。
私の癌が、女性ホルモンで 元気倍増するタイプだからだ。

主治医には 診察予定のない日も度々会っては 話を聞いたが、
主治医の考えは、ホルモン補充療法以外なら、何をやってもいい、が基本。
漢方も、サプリメントも、ヨガも、な~んでもいい、と言っていた。
女性ホルモンと同様の働きをするサプリもかまわない、とも言っていた。
さあ、じゃあ、私は 何をしようか。
ウツウツしつつ、わくわく、手探りで 探し始める。