心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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落語もいいねぇ

2012年03月26日 | ほんのすこし
土曜日、前から気になっていた「立川志らく独演会」に出かけてきた。
落語をしっかり会場で聞くという経験は初めてだったので ちょっとドキドキ。
ほぼ満席状態 少し空いていたかな・・・客層はお年を召した方ばかりだと思って行ったけど、結構若い方もいて、軽くびっくり(笑)
前の方に行ったけど、席に物を置いて確保されている場所ばかりで 最終的には後ろの方へ。残念。しっかりと前で見たかったのに。

開演前の独特の囃子を聞きながら、いよいよかぁ~とひとり感慨に。

以前落語のCDを買ったことはあったけど、じっくり聞くこともなく。実にもったいないことをしたものだ。今度探してみようと思う。
前座のらく次さんが終ると、真打 登場!いよ おまいさん いい男だねぇ~って気分で見てましたよ、えぇ(笑)
ビジュアルで決めるのかって感じですが(笑)

亡くなった立川談志師匠の話から入っていって、まだ記憶に新しいわたしたちの興味を引き込むあたりなんか上手いねぇ。
長屋噺は いろんな登場人物がいて それぞれを演じ分けるのがまた上手くて、笑いっぱなしだった。

最後の噺は花魁に恋煩いする噺だったけど、しんみりする場面もあり、もらい泣きしそうになったり、ほんとにすごいなと。発声が全然違うんだね。声の強弱の付け方も。引きこまれるような話し方に「今日は来てよかったな」という思いでいっぱい。一瞬 志らくさんの追っかけしようかしらん なんて気分に。
まぁ わたしったら 大野くん 大野くんと騒いでいるくせに すぐ目移りするんだから(笑)

終了後には購入した本とDVDにサインをしていただいた。握手をしてもらったときの目の鋭さに驚いた。演じているときと普段とのギャップ。厳しさの中で見出してきた自分流があるのだろう。今 本を読んでいるが、師匠と志らくとの関わりあいがわかってすごく面白い。

芸に秀でている人に触れることは 生活に活を与えてくる。ピリッとした辛子をなめたときのような 心地よい感覚が後を引いている。

なんで急に聞きに行きたくなったんだろうね。
そりゃ 思いきり笑ってみたかったからにちげぇねーや。

※※※
で・・・あんまり気持ちよくて 帰りにはミントンに寄った。
そこで ずっとマスターと映画や 絵の話を。いつになく饒舌なわたしだった。マスターと絵の話ができたことは今日の大収穫だ!と心の中で Vサインを出していた。

また 絵を描きたくなった・・・実に単純なわたしだ。

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