心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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残念です

2013年01月24日 | ほんのすこし
ここでも 何度か紹介してきた高齢の詩人 柴田トヨさんが この20日に101歳で亡くなられました。
柴田さんは 90歳になってから詩作に取り組み その何気ない自然なことばの数々にほっこりさせていただいたり、きゅんとさせていただいたりと わたしが眠りに入る前に聞き入った詩には安らぎを与えてくれるものばかりでした。

『くじけないで』も『百歳』も手元にありますが、これからますます詩作に励んで 新しいことばの世界を見せてくれるものとばかり思っていました。
ほんとに可愛らしい方です。写真を見ては こんなふうに可愛くなっていきたいなと思ってみておりました。

ほんとうに残念です。

これからもトヨさんの詩集を読み返しながら 自分を振り返っていきたいと思っています。

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昨日は ワンディシェフの店の越前屋シェフのボランティアをしてきました。月に一回の越前屋さん、本当に楽しみなんです。今回は 初春和定食。残念なのは ぱちりと写す時間がなかったことです。豪華なランチに皆さん感激して帰られました。わたしと母にもお弁当を持たせてくださったので、夜にごちそうになりました。
どれも一つ一つ丁寧に作られていて 味もとても良く、「これ 全部食べられないよ」と思いながら 食べていたのですが、だんだん止められなくなって とうとう最後まで食べてしまいました!
おかげで 今朝は体重がグレードアップ(笑)
美味しいものを食べるときは 覚悟が必要なのですねぇ・・・

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母を連れて 例の温泉に。いつもよりほんの15分ほど早めに出かけました。15分か20分の違いでも いつも会えないでいる方の顔を見ることができました。玄関先でしたが 久しぶりに元気そうな顔を見て なんだか安心している自分がいました。
ゆっくり温かさを満喫して 脱衣所に行くと、以前 何度かお話した方とご一緒でした。その方は 横浜から旦那様の故郷に年を取ってから住むことにしたとの話でしたが、最初にお話ししたときは 雪が心配で・・・と話していました。今年で二年目、一体どうしているかしらと聞いてみました。今は近くの温泉に通っていて 今日は買い物に出たので たまたまここに来たのよと。寒さのためか 住みついたときからリュウマチが出て あちこち痛みが移動しているとのことでした。
雪には慣れましたか?と言うと 全然慣れないけど、毎日ふたりで晩酌ができるもの きっといいんでしょうね(ここに住むのが)と笑っていました。

最初に雪が心配だと不安げな様子だったのが、二年目は少し雪国の生活に慣れたような雰囲気でした。その土地に慣れるというのは 辛抱も必要で、自分の体が慣れるまでには時間がかかるということなのでしょうね。
わたしもここから別の土地に移り住むなんてことがあったら きっと慣れるまでに時間がかかるのだろうなとその方を見ながら思っていました。
いまや終の棲家と決め 旦那様と老後を過ごそうと決心して ここを選んでくれた、そういう方とお話することができた、10年前のわたしには自分から知らない方に声をかけるなんてことできなかったけど、今のわたしはできている。これもわたしの変化なのでしょう。母は これは良い変化だと言います。わたしもそういう点では変わったなぁと思っています。

そして いつもピリピリしていたココロの中が ここ数年はなんだか穏やかになっているなと感じています。一抹の不安や 先への不安はときどき頭をかすめますが 基本的には毎朝リセットして 新しい自分になった気分を味わえる。それが今のわたしを作っているなと思えます。
時間というものは素晴らしい。どんなに辛苦をなめても どんなにあがいても いつかは・・・変われるもので、それがすぐなのか 長い時間を経てなのかはわからないけど 生きてさえいれば 変われる。その気持ちがわたしを支えているなぁとつくづく思うこのごろです。

夕べはコタツで寝込んでしまい とんでもない時間に目がさめ 録画を3時半まで見てからまた寝るということに。今日はこの変な時間を修正しておかなければ。
読書する時間も確保しなくては♪

天声人語の書き写し 毎日やってます。書いているとだんだん字が丁寧になっていくのがわかります。いかに自分が字を書かなくなっていたか 痛感しています。継続していこうと思います。

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画像は アクリル画の一部をInstagramで加工したものです。

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