心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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ただそこに在るだけで

2014年06月06日 | ほんのすこし
※※※

花よ
ただ そこに在るだけで
見ているものを優しいココロにする花よ

蝶よ花よと育てられた
そんな花より
道端で どんな暑さでも どんな雨に打たれても
生き伸びて
無造作に立っている
その姿に
憧れてやまないわたしなのだ

※※※

そこに在る その存在に目を向けて はたと足を止める。カエサルが「人は見たいものしか見ないのだ」と言ったと塩野七生さんが書いていた。そのものは目の前にあるというのに 見る人によっては見えていないという。
だからなのか、いつもと変わりない風景 いつもと同じような光景でも ある日ふと眼を向けたときに「あれ?ここにこんなものが・・・」とか「いつからここにあったっけ?」といった現象が多々ある。多分 いつも目には映っていたのだろうけど、それを見ようとしていなかったわたしがいるのだ。
そして そんなわたしの視線ではない他の人間は ちゃんとそれを見ている。こんなところにも人間それぞれの違いがあるのだろう。

見えた ということは、それが今のわたしにとって必要な存在で、探していたものでもあるのだろう。
道端の草花に目が行くのもまた 今のわたしにとっては大事な大事なことなのかもしれない・・・



屏風のように見える線路わきの草の影。



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