ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

The Real... Duke Ellington / Duke Ellington

2021年03月17日 | ジャズ

The Real... Duke Ellington / Duke Ellington (2012)

コロンビア、ソニー系の大御所アーティストの廉価版CD3枚組の「The Real...」シリーズ。今回購入したのはジャズの巨人、デューク・エリントン(Duke Ellington)。女性ヴォーカルを加えたものを含む彼のビッグバンド(オーケストラ)の演奏が、3枚のCDにたっぷり75曲詰まっている。以前記述したように、自分がデューク・エリントンの音楽を聴いたのはストーンズ(The Rolling Stones)の81年のツアーのオープニングに流れた「Take The "A" Train(A列車で行こう)」を聴いてから。亡くなった父は昔からビッグバンドのジャズが好きで、幼少の頃に車の中で色々聴いた覚えがあるのでデューク・エリントンのCDも持っていたはず。

「The Real...」シリーズはたっぷりのヴォリュームでありながら値段が安いし、総じて内容が充実しているのはこのデューク・エリントン版でも同じ。たっぷりと75曲収録されている。彼のディスコグラフィーは全然把握していないし、この「Real...」シリーズ唯一の欠点でデータがほとんど記載されていないので、いつ頃の録音だとか、どのLP(それともSPか)に収録されていた曲だとかが分からないのが惜しい。それがあるだけで随分満足度が違うのだが…。音からするとかなり古そうなので、彼の初期のコロンビア録音も含まれているんじゃないかな。40年代頃のハーレム、紫煙たなびく場末の薄暗い地下ジャズ・クラブで、バーボンでもやりながらこんな音楽を聴けたのなら最高だろう(←ちょっと怖いか・笑)。これを機会に、亡くなった父が箱に詰めたまま棚に仕舞ってある10インチ盤を引っ張り出してどんなアーティストがあるか調べてみようかな。

→ <後日> いくつもある箱の中から何枚か出してみたけれど、カンパニー・スリーヴの付いているだけの物がほとんど。クラシックが多いかな。知っているポピュラー・アーティストはドリス・デイ(Doris Day )、シナトラ(Frank Sinatra)、江利チエミ、ペギー葉山くらい(笑)(写真下)。とても1枚1枚は確認出来ないが、ざっと見たところデューク・エリントンは見つからず。これらをちゃんと聴くかどうかは別にして、壊れたままのレコードプレーヤー、直さないとナ。

 

amazonにて購入(¥498)

  • Label : RCA
  • ASIN : B0079ZG7GU
  • Disc : 3

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