ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

尾張ラーメン 第一旭 @愛知県一宮市

2015年06月11日 | 愛知県(尾張)

愛知県一宮市にある人気ラーメン店「第一旭本店」。こちらは京都の人気店「本家第一旭」の血縁店で、この地で約50年の歴史があるそうだ(ただし現在の京都本家の経営者は血縁ではなく弟子筋とか)。京都で初代が経営していた「旭食堂」(創業昭和22年・1947)が、のちにラーメン専門店「第一旭」となり、この一宮の「第一旭本店」は、その息子の1人だとのこと。ちなみに以前訪れた「陽龍」も同じ筋だとか。昔、岐阜県各務原市にも店があって何度か訪れた事があった。この「第一旭」という商号についてはいろいろと紆余曲折があるようで、ちょっと調べていたらネット上に商標に関する訴訟の判例らしきものも出てきた。昔からの人気店だし、全国に名前が知れているだけに、いろいろ難しい歴史があるのだろう。

それはさておき、開店時間に合わせて交差点の角に立つ店の前に。ビニールテント等は新しくされているが、建物自体はかなり年季が入っている。暖簾をくぐって中に入ると、カウンターのみで狭いが、すでにほぼ満員の盛況。さすが人気店。調理は主人が、給仕は女性と男性が1人。主人はご高齢で、HPでも後継者を募っているようだ。壁に貼られたメニューはシンプルで、基本的には「特製」、「ラーメン」、「肉なし」があるのみ。老若男女がカウンターに座ってラーメンを啜っている。

しばらくして注文したラーメンが運ばれる。小さめの丼ぶりになみなみとスープが注がれ、丼ぶりの下のアルミの盆にこぼれるほど。普通のラーメンを頼んでも充分な量のチャーシューがのっており、もも肉だろうか、しっかりとした食感で旨いもの。自分は最近巷に溢れるトロトロで崩れるようなチャーシューが好みという訳ではないので(嫌いじゃないけれど)、肉らしさがあってうれしい。他にはもやしと葱がのせられていて、ストレートな麺は柔らかめの茹で加減。すっきりとした醤油味のスープによく合って、旨い。こういうラーメンは飽きないな。(勘定は¥750)

 ↓ 黒テントに書かれたマークは何を意味しているんだろう?

 ↓ 近くの「真清田神社(ますみだじんじゃ)」。本殿・渡殿は国の登録有形文化財。参道は寂れてしまっているが、この日はなんとプロレス(新一宮プロレス)のリングが組まれていた。

 

尾張ラーメン 第一旭 一宮本店

愛知県一宮市栄1-2-20

( 一宮 いちのみや 尾張一宮 第一旭本店 本家第一旭 たかばし本店 )


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