ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

ぽん太 @名古屋市中村区・太閤通

2024年07月04日 | 名古屋(中村区・西区)

ある土曜日の夜、名駅南のある麺類食堂に行くもシャッターが降りている。土曜は昼までの営業らしい…(←調べてから行け)。どうしようかと太閤通を西へ歩くと、途中の辻で串かつの「ぽん太」に明かりが灯っているのを発見。今まで自分が店の前を通った時に開いていたことが無かったので、こちらで一杯やっていこうと暖簾をくぐった。店内のカウンターには先客はおらず、ご高齢の主人が座ってテレビを見ていらっしゃった。主人は慌てて立ち上がり奥へ。

カウンターの上には冷蔵タネケースがあるがほぼ空っぽ。「串かつ出来ますか?」と訊くと「無い。」とのこと(苦笑)。酒があるか訊くとビールか日本酒ならあると言うので日本酒をひやでお願いした。有るものを訊くと「さしみ」か「焼魚」だとのこと。小さな黒板に書かれていた値段表記の無い”本日の献立”も、その2つの定食とみそ煮込うどんのみだったので、もう揚げ物はやっていないのかもしれないな。という訳で「さしみ」をお願いした。コップに注がれた日本酒は1升瓶のラベルにちらっと平仮名が4文字見えたが銘柄は覚えられず。酒を啜り、テレビを眺めながら出来上がりを待つ。

出てきた刺身はまぐろと酢サバ。全然期待していなかった刺身だったが、まぐろは中トロと言ってもいいくらいの部位。旨い。種類は分からないがなかなか調子のいいまぐろだ。手持ち無沙汰な主人は、自分がぼけっと眺めていたテレビをわざわざ0-6でボロ負けしているドラゴンズの試合中継に変えてしまった…(←見たくない・苦笑)。杯を重ねたいが酒肴の選択肢が無く、この後に焼魚を食べる気にはならなかったのでお暇することに。主人があらたまって「お酒どうでした?」と訊いてきたが、どうって何かのトラップかな?(笑)。「美味しかったですよ」と答えて勘定してもらった。(勘定は¥1,500)

 

お食事処 ぽん太

愛知県名古屋市中村区太閤4-15-1

 

( 名古屋 なごや 太閤通 たいこうどおり ぽんた 食堂 刺身 焼き魚 定食 みそにこみうどん 味噌煮込 酒場 居酒屋 )

コメント (2)
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