ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

志乃多゛や (しのだや) (4) @岐阜県岐阜市

2021年04月01日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

自転車でフラフラと古い街道沿いを走っていたある日、昼は何にしようと思案。通りかかった麺類食堂「志乃多゛や(しのだや)」の店先のホワイトボードに「ワンタン」の文字を見つけてペダルを停めた。確かこちらの品書きに「中華そば」はあれど「ワンタン」は無かったはず。ということで暖簾をくぐってみた。店内はコロナ第3波の最中とあってもほぼ満席の盛況ぶり。いちおう席の間にビニールの仕切りが作ってある。かろうじて空いていた席に腰掛け、改めて品書きを眺めてみる。老舗にも関わらず進取の気風もあるこちらは品数が無数にあるが、やはり「ワンタン」は無い。給仕の女性に「ワンタンラーメン」をお願いした。

他のテーブルに運ばれていく品を見て「あれも旨そうだなァ…」なんて卑しいことを考えていると「ワンタンラーメン」が出来上がった。鉢の色が濃い茶色だったので分かり辛いがスープはいわゆる醤油色はしていない。沢山浮かんだワンタンの他に、細もやし、刻みネギ、メンマがのせられている。ワンタンは薄皮、トゥルントゥルンの舌触り。アチッ。中はしっかりと肉が詰まっていて旨いワンタンだ。全部で10個ほども入っていたろうか。麺は極細の縮れ麺。際立っている訳ではないがホッとする一杯。するするといただいて素早く勘定してもらった。次は「鴨ラーメン」てのも、それに「カキフライ」間に合うかな。(勘定は¥850)

以前の記事はこちら (1)(2)(3

この後の記事はこちら (5

 

 


 

↓ 同じ通りにある古い酒屋「樽綱本店」(創業江戸末期)。ショーウインドーにも説明があった、新製法で復刻されたという酒「長良泉」を買おうと寄ったがとっくに売り切れていた(発売開始2月半ば、訪問2月末)。残念。

 

 


 

志乃多゛や 

岐阜県岐阜市長良福光2666-3

 

( 岐阜 ぎふ 長良 長良北町 福光 志乃多や しのだや 志のだや 志乃だや 志乃田や 志乃多屋 麺類食堂 大衆食堂 百年食堂 うどん そば 蕎麦 老舗 )


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 辻屋 (2) @岐阜県関市 | トップ | 1970-1975 : You Can Make Me... »

コメントを投稿

岐阜県(岐阜・老舗)」カテゴリの最新記事