久しぶりに岐阜市岩井の延算寺近くにある田楽の「岩井屋」へ。市中心部から離れ、さして交通の便も良くないのにいつも賑わっているこの店。この日も味噌の焼けるいい匂いが漂う駐車場に車を停めて中に入ると、何組もの先客が食事をしていた。靴を脱いで入れ込みの座敷に上がる。最近はどこもそうだが畳敷きの部屋でも脚の悪いご高齢の方達の為に椅子のテーブル席に変えてあるところが多い。こちらも多くの席がそうなっていた。厨房には男性が2人、給仕は5人もの女性が立ち働く。お願いしたのは「とふでんがく」「五平もち」「菜めし」「吸い物」。
しばらくして出来上がった品から供された。「とふでんがく」は田楽箱に。店先で焼かれた豆腐はこんがりと焼き目が付いている。旨い。有馬は冨士屋の山椒粉を振りつつ、パクパクッといただいていく。「五平もち」は平串で、わらじ型ではなく団子3つタイプ。たれは少なめでカリッと音がするくらいこんがりと焼けている。「菜めし」は蓋付きのお櫃型の椀に。菜めしの菜っ葉も店によって色々だが、こちらはフレッシュな感じ。椎茸と三つ葉と湯葉の「吸い物」と一緒にいただいた。(勘定は¥840)
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↓ 「延算寺」本院から500m離れた東院にある「小町堂」。なぜ小野小町がここに関係しているか知らなかったが、お告げによって疱疹、瘡(かさ)を直すために延算寺東院に7日間籠もって完治したのだとか。にしても自分は食い気ばかり勝って店のある東院にしか寄った事がないが、一度くらい本院の方にお参りに入ってこないと(苦笑)。
岩井屋
岐阜県岐阜市岩井3-3-23
( 岐阜 ぎふ いわい いわいや 岩井山 えんさんじ 参道 門前 でんがく とうふでんがく 豆腐田楽 豆腐でんがく 五平餅 菜飯 おののこまち )
とても懐かしく拝見しました。
夫存命中は5月山椒の芽が出るころ毎年家族3人で出かけました。
駐車場が入りにくく来客数のわりに狭いので
わたくしの運転では無理でそばまで行って帰ってきたこともありました。
お豆腐、こんにゃく、里芋の田楽、それに菜飯。
濡れテッシュをいっぱい持って出かけていました。
お味噌の焦げる香りを思い出しています。
>駐車場が入りにくく
微妙なんですよね、停める角度も広さも(笑)。
あそこの食堂2軒は(不思議なくらい)いつも賑わっていますよね。他には特に
何も見当たらないんですが。