ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

食堂 中村 @長野県木曽郡木曽町

2023年01月07日 | 長野県

紅葉の長野木曽路ドライブ(訪問11月)。木曽福島の街中を巡った後、19号線を中津川方面に戻って来た。往路は東側の「越前屋」で蕎麦を手繰ったが、復路はその向かいにある食事処「中村」に立ち寄る。創業は昭和42年(1967)だとか。こちらでは五平餅をいただこうと車を停めた。店先で焼いたりもするようだが、この日はやっていなかったので店内へ。土間にテーブル席が並んでいる。品書きには麺類、丼物が揃っている。「五平餅だけでもいいですか?」と尋ねると「どうぞどうぞ。」とテーブル席に座らせてくれ、お茶と漬物を出して下さった。1本だけなのに申し訳ない。出して下さった野沢菜がめっぽう旨い。

焼き上がった「五平餅」が皿にのせられて置かれた。こちらの五平餅はわらじ型だがふっくらとした形。外側はしっかりと焙ってあり、飯粒もしっかりと潰れている。たれの量は多くなく、味わいは甘め。旨い。やはりくるみやごまを使っているのかな。大きくないのでもう1~2本あっても軽くいけたな。次に寄ったら山菜そばとのセットか、他の丼物をいただいてみようか。「五平アイスクリーム」っていうのも気になるナ。(勘定は¥220)

 


 

↓ こちらも木曽川の他の発電所の例に洩れず電力王・福澤桃介によって造られた「須原発電所」(大正11年・1922・建造)。本館に塔屋が突き出ているのが面白い。経産省の近代化産業遺産に指定されている。

 

 

↓ 下の「読書(よみかき)発電所」への導水路「柿其(かきぞれ)水路橋」(大正12年・1923・建造)。鉄筋コンクリート製で全長は142.2m。現存する戦前の水路橋の中では最大規模だそう。国の重要文化財に指定されている。

 

 

↓ 到着が遅くなって残念ながら写真が陰ってしまった「読書発電所」(大正12年・1923・建造)。建造当時日本最大の発電量だったそう。建屋の裏手まで普通に車で入って行けてビックリ。「水槽・水圧鉄管」(写真下3枚目)と共に本館が国の重要文化財に、そして近代化産業遺産にも指定されている。

 

 

 

 


 

食堂・中村

長野県木曽郡上松町大字小川2343-1

 

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