ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

川村屋 (2) @名古屋市中区・新栄

2022年10月20日 | 名古屋(中区 老舗)

久しぶりに新栄の和菓子の名店「川村屋」に足を運ぶ。暑い中歩いて向かったので汗が止まらない(訪問:夏)。この後に他所に行こうとしていたので上生菓子は持って帰れないだろうと干菓子目当て。質素な佇まいの店の戸を引く。中に入るとガラス棚の中の菓子はシンプルにいくつか並ぶのみ。奥に声をかけて出ていらした女将さんに「落雁を…」と尋ねると、今は作っていないとのこと。なんでもコロナ禍によって茶会が軒並み中止になってしまい、売れないので一時製造を中止しているのだとか…。でも手ぶらで店を出てくるわけにはいかないので、この後の予定を変更して上生菓子を選ぶことに。サンプルは6つ程出ていたが、その中でも4種類しか残っておらず、それらを全て1つづつ購入することにし、箱に入れ包んでもらった。

家に帰って妻と分けっこ。購入したのは「こぼれ萩」「白蓮」「金魚鉢」「青苔」の4つ(※名前の覚えに自信ありません)。先の2つを自分が、そして後の2つを妻に。「こぼれ萩」は綺麗な緑色の餅皮にうぐいす餡。ふわっとした口当たり。「白蓮」は笹の葉に包まれていてしっとりと瑞々しく、葛を使ってあるのかプルプルとしてこぼれてしまいそう。真ん中に入っているのは名前からいくと蓮の実かな(未確認)。抹茶粉を買って帰るのを忘れたので煎茶でいただいた。茶道の盛んな名古屋だけに、茶会が無いというとこうして携わっている色々な仕事に影響が出るんだな。やっと国を挙げてコロナ感染者が出ていたとしても”日常を取り戻す”モードに入ったようなので、以前と同じとは言わないまでもだんだん回復していくことを祈る。(勘定は¥1,300程)

以前の記事はこちら

 

 

御菓子司 川村屋

愛知県名古屋市中区新栄2-18-1

 

( 名古屋 なごや 新栄 しんさかえ かわむらや 和菓子 上生菓子 落雁 干菓子 栗きんとん 藤団子 茶道 茶会 茶菓子 )


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