ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

プリンス松葉 @岐阜県中津川市

2020年08月15日 | 岐阜県(東濃)

しっかりと雨が降る日の多い今年の梅雨。午後遅い時間に雨中の19号線を走っていて立ち寄ったのが道路沿いにある「プリンス松葉」。見ての通り城のような建物は、以前記事に書いた”松葉”系の店の特徴であるハーフティンバーのヨーロッパ調(ただし以前に手にした系列のマッチにはここの店名は載っていなかった)。こちらの創業は昭和58年(1983)とわりと遅め。今でこそどんな小さな町にもファミレスがあるが、当時はこういうローカルチェーン店がその”はしり”だったと言えるだろう。こちらも中津川市民のソウルフードと呼ばれるくらい愛されているそうだ。店に入ると赤いベロアの椅子、重厚かつキラキラした豪華な内装など、まさに松葉のイメージそのまま。イイねェ。午後3時を過ぎた時間ではあったが結構な客入り。やはり年配の客が多い。いくつかのテーブルに予約席とあったのはコロナ対策だろう。奥はどのくらい広いのか分からないくらい沢山の席数がありそうだ。空いている席に腰掛けメニューを眺める。200種類以上の品があるというすごい品数。値付けは品によってやや高めのものもある(鉄板スパでも野口英世越え)。昼食を摂り損ねていたのでしっかり食べようと、数ある洋食メニューの中から店名の一部を冠した「プリンス定食」に決定。

しばらくして運ばれた「プリンス定食」には、ハンバーグ、海老フライ、からあげ、スパゲティにご飯と味噌汁、漬物が付いているという中学生のようにやんちゃな定食(笑)。大きめのご飯茶碗を片手にお子様ランチのような品々に箸を入れていく。ハンバーグは昨今のようにフワフワでないややしっかりめの昭和な食感。中サイズの海老フライにはタルタルソースとレモンの輪切りが付いている。脇に追いやられたスパゲティにはしっかりとしたミートソースの濃い味。そしてからあげと、どれもご飯がひと口では足らない懐かしい”ザ・日本の洋食”という味だ。旨い。多めの千切りキャベツと、合わせ味噌の味噌汁、それにたくあんを口直しにしながら濃い味の四重奏をやっつけた。こんな時間にこれだけ食べてしまって夕飯食べられるかな…。次はちょっと珍しい鉄板のせの「オムライス?」(←”?”も品名)か、それとも豪勢にステーキにしてみようかな。(勘定は¥1,190)

 

珈琲&ステーキ プリンス松葉

岐阜県中津川市手賀野419-1

 

( 中津川 なかつがわ プリンスまつば 松葉 フランチャイズ ステーキ Prince Matsuba Coffee & Stake 喫茶 ファミリーレストラン 国道19号線 )


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