夜になるとさらに分かり辛くなる細い路地のこの界隈。久々に「金光(かねみつ)梅林営業舗」へ。店の隣の駐車場に車を停め、中へ。厨房側に向かったテーブル席のひとつに腰を下ろし、いただくメニューを思案する。この日選んだのは「かつカレーライス」。年季の入った麺類食堂に洋食があると、どうしてもそっちに目がいってしまうな。先客の背中とテレビのニュースを眺めながら調理を待った。
「お待ちどうさま」と運ばれたかつカレーは野菜がゴロゴロ入ったポークカレー。ちゃんと氷水も置いてくれた。上にのっているのはしっかりと厚みのあるかつ。ゴツゴツとした粗い衣をまとったかつはほとんどカレーの下に潜っている。茶色の福神漬とらっきょ、それに茹でたブロッコリーが添えられている。カレーに辛さはほとんど感じられず、優しい味付けのもの。じゃがいもや人参にはまだ角が立っており、長く作り置かれたものじゃなさそうだ。カレーの風味でかつの肉と衣の甘さがさらに引き立つ。こういうカレーにはちょっとウスターソースをたらしたくなる。安いし、旨い。次は焼きそばか、チャーハンか(なかなか麺類までいかない)。(勘定は¥650)
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金光 梅林営業舗 (梅林支店)
岐阜県岐阜市瑞雲町1-1
( 岐阜 ぎふ 梅林公園 金光 かねみつ 金光食堂 かねみつ食堂 金光支店 金光梅林支店 大衆食堂 麺類食堂 食堂 洋食 中華そば ラーメン 天ぷら中華 みそかつ )
>どうしてもそっちに目がいってしまうな。
「かつカレーライス」、メニューを見てしまうと食べたいな、どうしょうかと迷いますよね。
それにしても、「かつカレーライス」をはじめに考え出したのは、誰でしょうね。
案外、洋食屋さんではなく、町の定食屋さんかも知れませんね。
家で、カレーにソースをたらすと、「味の分からない人」と妻に叱られます。
くわばらくわばら。
>はじめに考え出したのは
浅草の「河金」、私も訪れた銀座の「グリルスイス」、難波の「カツヤ」等
諸説あるようですね。でもこういうのって言ったもん勝ちですよね(笑)。
きっとその辺の戦前食堂ではとっくにあったことでしょう。
>カレーにソースをたらす
昔のカレーは今のような旨味たっぷりではなかったですからかける習慣が
あったのでしょうね。カレーにもよりますが、ここのカレーにはピッタリ
でしたよ。
うちの老齢の母は大阪出身で、何にでもウスターソースをかけますよ。あれは
もう”クセ”としかいいようがありません。目玉焼、シューマイ、豚まん、
八宝菜…(母が特異なだけかもしれませんが・笑)。