「ことぶき」でソース後がけ焼きそばを頂いた後、少し城下町を散策。メインの通りは観光客でごった返していたので、ちょっと外れた道を歩く。ここ犬山市は昔から「げんこつ飴」が有名。市内に老舗が何軒もあったはず。こちら「藤澤げんこつ」も創業して140余年というから明治時代の初め頃の創業になるのかな(ちなみに隣もげんこつ飴の店)。自分は小学生の頃になぜかげんこつ飴が大好きになった時期があって、いくつもいくつも食べていた記憶がある。その頃食べていたものも犬山で作られたものだったのかも。風情ある店の建物はとても綺麗に修復がされていて、懐かしいガラス木戸を開けて中に入ると、こじんまりとではあるがげんこつ飴が並べてあった。
奥から出ていらっしゃった女性主人の自然で丁寧な接客を受け、少量で恥ずかしいが、げんこつ飴を購入。郷土愛に溢れた方のようで、自分の店よりも”犬山”自体を盛んにPRしていらっしゃった。懐かしいげんこつ飴を口に入れる。たっぷりときな粉がまぶされていて、最初は硬いが、だんだんとキャラメルのような食感に変わっていく。それでも素朴な甘さで、無くなるとまたつい口に入れてしまう。やっぱりこの味好きだなァ。少しニッキの風味がするが、自分は小さい時この風味は苦手だったはず。はて? 色々なげんこつ飴があったのかな。(勘定は¥200/小袋)
↓ 店の北に位置する「川村家住宅主屋」(昭和13年・1938・建造 ※登録有形文化財)。「椿屋商店」として醤油、味噌、酒などを扱った戦前の商家の建物。
藤澤げんこつ (藤澤製菓)
愛知県犬山市東古券161
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