ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

一徳 @岐阜県瑞浪市

2019年12月12日 | 岐阜県(東濃)

岐阜県瑞浪市から帰路につく前にお腹に入れていこうと寄ったのは「うどんの一徳」。店は国道バイパス脇にあるのだが、片車線からしか進入出来ないし、店は通りから少し入った場所なので建物も現認しづらい。一度通り過ぎてしまい、迂回して戻って店の広い駐車場へ辿り着いた。暖簾をくぐって店に入ると、土間にテーブルがいくつかと小上がり席が3つ程。老齢のご夫婦と給仕の女性でやっていらっしゃる。プロ野球選手のサインやユニフォームが沢山飾ってあるところを見ると何か選手に関係している店なのか(にしては地元中日の選手は見当たらない)、それともただのファンなのか。壁に貼られた紙の品書きには麺類、丼物、定食、いろいろ揃っていて迷う。一覧とは別に”一徳サービス品”として「カツ丼セット」なるものがあったのでそれに決定。注文する。注文を告げた後にもう少し品書きを眺めていると単品の「カツ丼」の横に「とろとろカツ丼」とある。こちら瑞浪は”餡かけカツ丼”で有名な町。きっとこれも”餡かけ”の事に違いないと、あわてて給仕の女性に「とろとろカツ丼」に出来るか訊くと、問題なく注文が通った。

しばらくして盆にのって運ばれた「カツ丼セット」は、小ころうどん、味噌汁、漬物とのセット。注目の「カツ丼」は…、やっぱり”餡かけカツ丼”だ。玉子が溶かれた緩めの餡がたっぷりとかかっている。カツの厚さは薄めで細かく包丁が入れてある。餡はやさしい味付け。カツと一緒に持ち上げようとしても緩いので掻き込むしかない。まさにとろとろ。「小ころうどん」は麺の幅がまちまち。表の看板に”手打一筋”とあったので手打ち麺なのだろう。ふわっとした口当たりの軟らかいうどんで、つゆは色濃いものの、味付けはこちらもやさしい感じ。どちらもすするようにいただいた。自分が店に入った時は先客が2組だけだったが、後から5組ぐらいの客が入って来て大盛況。満席になった。家族連れが多いが、店の場所は分かり辛いので多分地元の客だろう。(勘定は¥850)

 


 

↓ 以前に事前情報無しに遭遇して感動した稲津地区の近代建築を再訪。信用金庫跡と思われるスクラッチタイル壁の建物(建築詳細不明)。使われている感が無いので心配だ。

 

↓ 向かい側に建つ「和田生健堂」(建築詳細不明)。何度見ても相変わらずいい味を出している看板建築。他に見当たらない形状の装飾だ(特に左側の曲線)。

 

↓ その隣の「やまいし商店」(建築詳細不明)。こちらも屋根のラインと続く装飾が独特。この2軒の並びはどうしてこういう独特な装飾になったのかとても興味が沸く。

 

 


 

うどんの一徳

岐阜県瑞浪市土岐町6752-1

 

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