ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

天徳 @名古屋市中村区・大門

2024年07月17日 | 名古屋(中村区・西区)

以前から1度訪れてみたいなと思っていた中村区の大門(おおもん)にある居酒屋「天徳」。長らく休んでいたと思うが、最近になって再開しているようだと知って向かってみた。日が長くなってまだ明るいある日の夕方に店に到着。店に入るとカウンター席と小上がり席が5つ程。高齢の女将が1人でやっていらっしゃる様子。先客は1組だけだったのでカウンター席に座らせてもらったが、すぐに何組もの客が入って来てカウンターも埋まった。カウンターの上には大皿の惣菜が何皿も並び、黒い木札の品書きがぶら下がる。まずは「二級・大」と書かれた酒をもらう(ちなみに外看板にある「清酒一級」と「清酒特級」は見当たらず)。一升瓶から徳利に注がれたのは奥飛騨酒造の初緑かな。ミニグラスでいただく。酒肴は「長芋入り玉子焼」と「まめにつけ」をお願いした。

ひやでもらった酒をグイッと。玉子焼は薄味なので醤油を垂らしたりしていただく。大皿から取られた煮豆はたっぷりの量。一粒づつ口に入れていたらこれだけで延々と呑めてしまうので注意だ(笑)。カウンター上の冷蔵ケースの中には魚も何種類か。調子も良さそう。大皿には調理済みのキンキの煮付けもあったが、あえて出来立てを狙って「かさご煮付」をお願いした。予想通りその場での調理。出来立ての煮付けは格別。旨い。酒をお代わりしてアラの部分まで綺麗に骨にしていただいた。場所柄常連客が多い印象だが、女将さんは朗らかに客をさばいていい雰囲気。初めて店に入ったという後客も常連客とすぐに仲良くなって、色々な店に詳しい方とあの店はどうだのといった話に花が咲いていた。店で他の店の事をあれこれ話するのは憚られるので話には加わらなかったが居心地のいい雰囲気だった。次は刺身と焼物もいただこうかな。店を出てもまだ明るい…。(勘定は¥2,000程)

 

居酒屋 天徳

愛知県名古屋市中村区賑町13

 

( 名古屋 なごや おおもん 中村遊郭 名楽園 てんとく 居酒屋 酒場 日本酒 赤ちょうちん 豆煮付 )

コメント (2)
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