豊橋遠征の締めくくりは、駅構内の「壺屋」へ。豊橋駅の駅弁として有名な創業明治21年(1888)の老舗。元々は旅館として創業し、翌年には既に駅構内での販売許可を得ていたというから駅と共に長い歴史がある。稲荷寿司といえば豊川稲荷。距離の近い豊川とどういう関係があったか分からないが(そもそも稲荷寿司の起源も諸説存在)、地元で親しまれているのみならず、名古屋あるいは東京にも店があるらしい。この日は朝から豊橋市内を散策し、かなりの距離を自転車で廻り、何軒も店を渡り歩いたので(笑)、ヘトヘトな上にお腹はいっぱい。駅構内に実店舗もあるのだが、締めに豊橋餃子を2軒、ビール付きで訪れたのでもう何も入らない。それでもまだ遅い時間ではないので、家に帰ったらまた腹も減るだろうと稲荷寿司は買って帰ることにした。
家に帰ってひと休みした後に、クラシックな包みが素敵な「稲荷寿司」を開ける。紅生姜が添えてある「稲荷寿司」は計個。手が濡れるほどたっぷりとつゆを含んだ油揚げは甘めの味付け。中の酢飯の酢加減は弱く、一緒に口に含むと甘味が勝っている。それでも寿司の不思議でさほど腹が減っていなくともパクパクと口に入れてしまう。結局熱い緑茶と一緒に全部食べてしまった。次に行った時には店に入って麺類と一緒に食べてみようっと。(勘定は¥580)
↓ 国の重要文化財に指定されている「豊橋ハリストス正教会・聖使徒福音者馬太聖堂」(大正2年・1913・建造◇)も再訪。天気がいいと白く塗られた壁が映えて印象も随分違う。
↓ 国重要無形民俗文化財に指定されているという”豊橋鬼祭”で有名な「安久美神戸神明社」◇。本殿を含む5棟が登録有形文化財に指定されていて、唯一鉄筋コンクリート造りの「神庫」(写真3枚目・昭和5年・1930・建造)も含まれている。
↓ 大池通り沿いの「カネ大酒店」(建築詳細不明◇)に掲げられていた渋い木製文字看板。
愛知県豊橋市花田町西宿無番地 豊橋駅ビル カルミア構内
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