ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

The Ultimate Collection / The Isley Brothers

2019年12月29日 | ソウル・ファンク・R&B

The Ultimate Collection / The Isley Brothers (2002)

ソウルの大御所、アイズレ―・ブラザーズ(The Isley Brothers)の3枚組ベスト盤。1950年代に結成され、様々なアーティストにカヴァーされた「Shout」、60年代にはビートルズ(The Beatles)のカヴァーで有名な「Twist And Shout」、中期にはモータウンに在籍し「This Old Heart Of Mine」、「It's Your Thing」などヒット曲を多くだしているし、70年代に入っても「That Lady」「Fight The Power」などのファンキーなヒットがある彼ら。ジミヘン(Jimi Hendrix)がバックバンドに一時在籍していた事でも知られている(自分はそれで知った)。それでも何となく自分には馴染みが薄く、曲を聴けば「あぁ、この曲か」と聞き覚えはあるものの、決定的なオリジナル・アルバムも知らないので、特に後年の活動はよく知らないまま。活動歴をおさらいしてみると離合集散も死別もあり、ややこしい。という訳でバンドを俯瞰するサンプラー的に使えるかもと購入してみた。

この3枚組は、それぞれテーマが、”SMOOTH SIDE” 、””GROOVE SIDE” (写真上)、”CLASSIC SIDE”に分かれている。1枚目は70年代後半から80年代のスウィートな曲が中心。何度か通して聴いてみたが、音こそ新しいものの、やっぱりこの辺りの曲は苦手…。2枚目は”グルーヴ”ということで、70年代のファンキーな曲が中心。これはいいなァ。ヒット曲も多く、時代の音はあるもののカッコイイ曲が多い。ジミを雇っていたこともあったぐらいだからかハードな音のギターが結構多くフィーチャーされている。のちのDJ達がサンプリングしそうな音が続々(詳しくないがきっと沢山サンプリングされたろう)。一番しっくりきたのは3枚目の主に50、60年代にヒットした曲群。大好きなザ・フー(The Who)が(主にライヴで)カヴァーしていてすでに馴染みがあったし、あぁ、この曲もアイズレーなのかと気付くものが何曲もあった。

オークションにて購入(¥717)

  • CD (2003/8/5)
  • Disc : 3
  • Format: Import
  • Label : Sbme Import

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