ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

三河亭 (3) @岐阜県岐阜市

2022年06月24日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

休業からの復活後、だんだんとメニューが増えていっている岐阜市八ツ寺町の洋食店「三河亭」。創業明治27年(1894・うち8年間休業)。いつもつい日曜定休なのを忘れて訪れる機会を無くしてしまう。今回はたまたま覗いた店のインスタグラムで「チキンカツハヤシ」の提供が始まったと知って、ある天気の良い祝日の昼に訪問した。まだ開店して間もない時間。カウンター席に座り、早速「ビール」と目当ての「チキンカツハヤシ」を注文する。

ビールはアサヒのスーパードライの中瓶。まずは1杯グイッと。決して便利な場所でもないが、もう数組後客が入ってきている。しばらくして「チキンカツハヤシ」が登場。ランチではカップのコンソメスープ付き。薄い衣で揚げられたチキンカツの上にトマトケチャップで炒めた玉ねぎがたっぷりのっている。そう”ハヤシ”といってもデミグラスソースがかかっている訳ではない珍しいタイプ。これも昔からこういう仕様だったのかな。軟らかく揚がった胸肉と甘めの味付けの玉ねぎを一緒に口に放り込む。旨いなァ。チキンカツの端の玉ねぎがのっていない部分にはこちらの特製ソースをかけて楽しむことも出来る。この酸味の強いソースは2代目のレシピそのままなんだとか。付け合わせの千切りキャベツ、トマト、きゅうりにもこのソースをかけていただいた。なんでも「オムライス」も復活したらしいが、まだ通常メニューではなさそう。次はそれを狙って。(勘定は¥1,300程)

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↓ 同じ八ツ寺町にある丸窓のある建物(建築詳細不明)。場所柄、三業に関わる建物だったろうか。

 

↓ 年季の入った佇まいが渋い神田町の「篠田紙店」(建築詳細不明)。現役なのが素晴らしい。そういえばその隣の明治創業の麺類食堂「常〇」はずっと店を閉めたままだが…。(※令和4年5月末、主人の健康上の理由から閉店されたそうです)

 

 


 

欧風料理 三河亭

岐阜県岐阜市八ツ寺町1-2

 

( 岐阜 ぎふ みかわてい 洋食 洋食屋 高等ライス ミヤビヤ ミヤベヤ 老舗 カレーライス カツカレー 復活  ) 


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