御園座で老母と歌舞伎観劇をした折りに場内での昼食用に買ったのは御園通りにある魚屋経営の弁当屋「御園丸正」の弁当。母を会場で待たせ、店まで買いに行った。昼時ともなると近隣のサラリーマンやらリタイアした年配客でごったがえす人気の店。一度買ってみたいナと思っていたがなかなか機会が作れなかったので願ったり叶ったり。鮮魚店としては昭和元年(1926)創業なのだとか。店に入ると棚に様々な弁当のパックが並べられている。壁側の棚にはお惣菜のパックも沢山。以前は店内で飲食をしている人も居たが、コロナ禍だからか食べている人は居なかった。選んだのは「丸正のり弁当」。これを2つとペットボトルのお茶を2本購入し、御園座館内に戻る。
ちょうど昼に開演となるのでその前に席で弁当を広げた。横長のパックには紅鮭と鰆(さわら)の西京漬を焼いたのがどーんと横たわっている。他にも玉子焼、ちくわの磯辺揚げ、お浸し、黒豆などがぎっしり。もちろん”のり弁”なのでその下には海苔が敷いてあり、その下には鰹節、明太子、昆布が隠れている。焼魚はさすが鮮魚店だけあって身も厚く、冷めていても旨い。高くない弁当だが量もしっかりなので、母は食べ切れなかったようだ。以前だったらまずこの魚やおかずで酒を呑んで、締めに下のご飯を食べて、ということが出来たが、現在御園座の場内では飲酒が禁止されているので叶わず。次は是非そうしたいナ。(勘定は¥830/個)
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愛知県名古屋市中区栄1-7-20
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