ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

〇虎焼売店 @岐阜県岐阜市

2020年03月04日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市の玉宮方面を歩いていて見慣れぬ店に目が留まった。「〇虎焼売店」(看板は〇の中に虎の文字)。以前は無かったのでまだ最近出来たばかりの店のよう。一旦は通り過ぎたが、大好物の”焼売”なのでスルー出来ず、戻って暖簾をくぐってみる。店内はカウンター席と小さなテーブル席がいくつかとこじんまり。女性店員1人で賄っている。先客は1組。訊くとまだ1月に新規開店したばかりのお店だそうだ。早速メニューを眺め、「肉汁あふれる大焼売」というものと「自家製・秘蔵レモンサワー」を注文した。まずは「レモンサワー」で喉を潤す。やや甘めで果実粒を感じるもの。これがオープン記念価格として格安で売られている。女性店員が時折外に出ていくのは近くの店に出前をしているのだとか。

「大焼売」が蒸し上がった。蒸籠に入った焼売は3個。特製ダレにつけていただく。日本的なマイルドな味の焼売と違い、肉に粗挽きの食感としっかりとした香りがあり、タレともよく合って旨い。確かに肉汁たっぷり。すぐに格安の「レモンサワー」をお代わりした。ハシゴだったのでお腹は空いていないが、メニューにあった「ルーロー飯」が気になった。これの値付けも安いから多分そんなに多くないだろうと追加で締めの注文。また店員が出ていったので何だと思ったら、ご飯は近くの系列店から取ってくるのだそう(笑)。自分の浅い”「魯肉飯(ルーローファン)」経験値”では主流がどんなものか分からないが、出来上がって茶碗に盛られた「ルーロー飯」はややクセがあってスパイス感が強いもの。これは旨い。店の方もあちら(台湾)のものに寄せていると言っていた。フルサイズで食べたいナ。とはいえもうお腹がはちきれそうだったので勘定してもらう。金額を聞いて思わず「それで大丈夫?!」と言ってしまった。他の客もみんなやっぱりビックリするそうだ。また行って他の品も頼んでみよう。(勘定は¥1,100)

 


 

↓ いつも通っている三番町の通りにある「旧・國島歯科」(建築詳細不明)。今まで気付いていなかったが外壁に文字看板が。歯科医院だったのか。古い建物ではないだろうが、面取りがしてあって味のある文字。木製だろうか金属製だろうか。

 

 


 

丸虎焼売店

岐阜県岐阜市玉森町16

 

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不朽園 (4) @名古屋市中川区・尾頭橋

2020年03月04日 | 名古屋(熱田区・中川区 老舗)

久しぶりに尾頭橋の交差点を通ったら「不朽園」に紅白幕が下がっていた。外の掲示を見るとこの日は創業感謝祭だという(訪問2月)。いつもの最中が感謝価格ということなので寄ってみた。いくつか特価の商品があったが、やっぱり買うのは最中。「不朽最中(大)」(5個入り)を購入した。自転車のカゴで跳ねて壊れると嫌なのでバッグに入れて持ち帰る。

帰ってから家族におすそ分け。最中種には細かい模様の菊の花と”不朽”の文字。それゆえ歯触りが良く安定の美味しさ。しょっちゅうとは言わないが時々買っているのでいつもと特に変わらないが、やっぱり旨い。翌日に持ち越したものはストーブで炙ってみた。焦がすととたんに味が落ちるので慎重にひっくり返しながら焼く。じっくり火を通した最中はサクッとした食感が甦り、餡の方まで熱が少し加わっていてめっぽう旨い。これはいいや。次は毎月中頃だけ発売される「名月献上最中」を狙ってみようか。(勘定は¥864→¥600)

以前の記事はこちら (1)(2)(3

この後の記事はこちら (5

 

 


 

↓ 久しぶりにかつての色街、旧「八幡園」近辺を散策。今まで見逃していた建物(建築詳細不明)もあった。表から見ると2階までは普通の民家に見えるが、2階屋根につき出た部分の意匠が近代建築らしい。横に回ると2階に広間か多くの部屋があったことが分かる。旅館か料理屋だったのだろうか。

 

↓ 1本だけ長く伸びたシュロが印象的な元カフェーっぽい建物(建築詳細不明)。玄関先の照明に屋号が「一力」と出ている。

 

↓ 表からは普通の民家に見えたが、横に回ると2階がかなり広く奥行きもあるので、こちらもそういう建物だったろう(建築詳細不明)

 

↓ 「SNACKつたや」(建築詳細不明)。ネオンサインが点いたところを見てみたいナ(真ん中の造形は髪をなびかせる女性)。

 

 


 

名古屋 菓子處 不朽園

愛知県名古屋市中川区尾頭橋3-4

 

( 名古屋 なごや 尾頭橋 おとうばし ふきゅうえん 不朽もなか もなか 最中 献上もなか 近代建築 遊郭跡 八幡園 妓楼建築 遊郭 花街 )

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