ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

アイスランドマーケット @名古屋市名東区・本郷

2020年03月07日 | 名古屋(名東区・天白区)

随分前に何かの記事で、名東区本郷にアイスランド大使館推奨の店があると知ってブックマークしていた「アイスランド・マーケット」。アイスランドについてはビョーク(Björk)の出身地ぐらいの情報しか無いが(笑)、全然知らない文化の料理を食べてみたいナ、とわざわざ本郷駅まで向かう。地下鉄なのに地上駅な本郷駅で降りて店を探した。この辺り、車で通った事はあるが、歩くのは初めてなので右も左も分からない。大通りを渡って少し行った場所にお目当ての店があった。店はお洒落なカフェといった風情で店内には(たぶん)アイスランドにまつわるグッズや本も置いてある。ただしメニューを見るとランチは「ブレッドボウル」のみのほぼ一択…。アイスランドだけに魚とかラム肉だとかを食べられると思って来ただけにちょっと拍子抜け。席を立つのもアレなので、その「ブレッドボウル」3種(海老、じゃがいも、名古屋ハヤシ)の中から”海老”と「グラスワイン(白)」をお願いした。周りはカップルや女性グループばかりでオッサン1人には厳しい環境だ(笑)。

ワイングラスにたっぷりと注がれた白ワインをいただきながら待っていると「ブレッドボウル」が登場。品名通りハードタイプの丸いパンがくりぬいてあり、その中に海老の風味のシチューが注がれている。くり抜かれたクラムも添えてあった。ミニサラダ付き。ミニサラダはサニーレタスにプチトマト1個というしょぼい内容だったが、「ブレッドボウル」の置かれた平皿には、人参のラペ、ポテトサラダ、ソーセージ(これがラムかな?)、豆のトマト煮等が添えられていて彩り鮮やか。早速スプーンをいれシチューをいただく。特に記述はなかったがオマール海老と思われる風味でしっかりとしたコクがあり、なかなか旨い。中にはショートパスタが入っていた。蓋の部分とクラムの部分を浸したりしながら食べていく。水面が下がったのでボウルの縁の部分も削って食べていくが、ハードパンなので決壊を避けようとするとなかなか難しい。根気が続かず途中で諦めた(笑)。もちろんシチューは綺麗に平らげた。せっかくだからアイスランドの他の料理も食べてみたいんだけどなァ…。(勘定は¥1,550)

 

 


 

↓ 松坂屋初代、伊藤次郎左衞門祐民(すけたみ)氏が造った覚王山の「揚輝荘」北園を再訪(前回訪問はこちら)。鱗状の壁が特徴的な「伴華楼(ばんがろう)」(昭和4年・1929・建造)。残念ながら1階の一部が見られるだけで内部観賞は要予約。鱗状の外壁が特徴的。設計が鈴木禎次だとは意外。

 

 

 

 

↓ 庭内に架かる橋「白雲橋」。現在はガラスで保護されているが龍の天井画を見ることが出来る。

 

  

↓ 「三賞邸」(大正7年・1918・移設)。主人が「揚輝荘」を造った時に茶屋町から移設した揚輝荘最初の建物だそう。背後には大きなマンションが迫る。かつては土地内に30数棟も建物があったというが、軍による接収、空襲、米軍による接収を経て一時荒廃し、周辺が売却されたのだという。

 

 


 

 

アイスランド・マーケット (Iceland Market)

愛知県名古屋市名東区社が丘1-1605

 

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