ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

ロビン (3) @名古屋市中村区・大門

2018年09月16日 | 名古屋(中村区・西区)

まだまだ暑い最中、大門辺りを自転車で散策していて喉が渇いたので「ロビン」へ(訪問8月中旬)。昼もとうに過ぎた時間だったので、朝早くから開店するこの店にとってはもう終わりがけの時間帯だろうか、店内に先客はおらず。ご高齢の女将さんと娘さんの2人がいらっしゃった。娘さんに「アイスコーヒー」を注文。シロップを入れるかどうか訊かれたのでなしでお願いした。カウンターの奥から女将さんが「これから作るでちょっと待っとって下さいね。」とひと言。こちらの「アイスコーヒー」は出来合いのものを注ぐだけじゃなく、ちゃんと普通に粉から淹れて作るのだ。カウンターの上に並んだ女将さん愛用のコーヒーメーカーのひとつで丁寧に淹れて下さり、それを冷やして氷を入れてから運ばれた。

ホットコーヒーと同様のいい香りを漂わせた「アイスコーヒー」は最高に旨い。ふぅと一息ついているとテレビの高校野球を見ながら女将さんが声を掛けて下さる。お客さんに出場している高校球児の親がいるらしく試合の行方を気にしているのだとか。今年の異常な暑さの話など、いつものように丁寧な口調でお話をされる女将さんと会話していると座っている間の短い時間も素敵なものに。店の奥から元気な声が聞こえていたのはひ孫さんになるのかな。店内にも家族4代の写った写真が飾ってあった。店がある場所は特殊(元遊郭)なので色々な事があっただろうが、そうした歴史もまた受け継がれていくのだろう。(勘定は¥350)

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↓ 大門の街中を散策していてあ然。デイサービス施設として使われていたあの「べんがら亭(旧・稲本楼)」(大正12年・1923・建造)が取り壊し中! 廓なのである意味負の遺産とはいえ、市内に僅かに残る貴重な妓楼も無残な姿に…。すでにかつてあった立派なは取り壊されいた。それにしても名古屋市内の近代建築は続々と取り壊されていくなァ。取り壊し前に中を観る機会はあったのだろうか…。残念。

 

↓ もうこれで大門で現役の建物として残る大店の建物はこの「松岡健遊館(旧・料理旅館・松岡)」(大正元年・1912・建造のち修復)ぐらいか。

 

↓ 「松岡西店」(建築詳細不明)と並びの建物(建築詳細不明)。東側の建物(写真4、5枚目)の格子窓下は緑色の市松模様のタイルで飾られている。2階の手摺りのべんがらと相まってよく”映えた”だろうなァ。

 

 

↓ 某大手スーパーの目の前に並んで建つ2軒にも当時の名残がある。この建物の屋号は「金波」(建築詳細不明)。ちなみに隣はソープランド(笑)。

 

↓ 丸窓にアールの付いたタイル壁という建物(建築詳細不明)。カフェーか何かだっただろうか。隣は蕎麦の「伊とう」となって残った。

 

 


 

珈琲家 ロビン

愛知県名古屋市中村区寿町36

 

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