早仕舞いだったりで最近何度か振られていた岐阜市金町の金華橋通り沿いにある蕎麦の「くら富」へ。開店当初は店構え(建物はデカいが店先は地味)から客入りを心配したが、順調に客足が伸びているようでなにより。長いアプローチを通って店内に入ると、この日はまだ先客がおらずすんなりと座る事が出来た。”足”(迎え)のあてがあったので、ちょいと一杯のつもりでお酒をお願いする。選んだのは「小佐衛門」(瑞浪市)の純米生原酒。つまみには「天ぷら盛り合わせ」を。天ぷらはひとつづつ提供される。つけるのは塩のみ。ちょっとピンクがかった塩でちょっと口当たりが強い。ごぼう、アスパラガス、パプリカ、さつまいも、茄子、鱧、帆立、帆立ひも、海老としっかりとした量。値段も高くないのに出来立てをひとつづつの提供でこの量は嬉しい。口当たりも軽く、もちろん揚げたてを冷たい酒でいただくんだもの、旨くない訳がない。
次は「そばがき」を頼む。蕎麦は妙高高原の在来種だそうだ。こちらは醤油と塩で蕎麦そのものの風味をいただく。本山葵が付くのもうれしい。こうして熱が加わると蕎麦の風味は冷たい水で締めた蕎麦切りよりもよく分かる。鳥の鳴き声のBGMが流れる店内には、後から後からどんどん客が入ってきて瞬く間にカウンターが埋まった。締めには「かけそば」をいただこうと思っていたが、後客の注文を全部受けてしまった後なので、これから提供を待っているとかなり順番は後になってしまう。ま、そばがきをいただいたからいいや、と軽い一杯で気持ちのいいうちに勘定してもらうことにした。蕎麦切りはまた次の機会に。(勘定は¥1,950)
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↓ 日ノ出町の「丸デブ」に近い古い店舗跡(旧・かめ宗・建築詳細不明)◇。かなり傷みが激しいが、往年はさぞかし風情ある店だっただろう。
岐阜県岐阜市金町2-7
( 岐阜 ぎふ こがねまち くらとみ くら富 そばくら富 蕎麦 そば ソバ ざる蕎麦 笊蕎麦 十割 自家製粉 天ぷら 天麩羅 天婦羅 そばがき 蕎麦掻き 近代建築 )
2回目の記事を読んで、この店に行きたくて仕方ないっす。
カウンターで日本酒をちびりやりながら摘まむ揚げたて天ぷらいろい~ろ!
締めに蕎麦をいただいてええ気分で歩いて高島屋への地下へ・・・
御座候を土産に買ってとぼとぼ帰る・・・
妄想が止まらないでござる(*´з`)
>高島屋への地下へ・・・御座候を土産に買って
あー、これ、次やります(笑)。