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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

両香堂本舗 @岐阜県岐阜市

2017年03月24日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

岐阜市を流れる長良川の南、岐阜城がそびえる金華山の麓には歴史を感じさせる町名が沢山残っている。材木町、木挽町、大仏町、魚屋町、布屋町などなど。そんな辺りを歩いてゆっくりブラブラし、建物を愛でる。ついでに寄ったのは久屋町にある和菓子の店「両香堂本舗」。店の前まで来ると、戸に貼り紙がしてあり”配達中につきすぐ戻ります”とのこと。何だかのんびりしていてイイ。周辺をウロウロしてからまた店に戻った。こちらもかなり歴史ある建物で、貫禄のある木製看板が掛かっている。中はモダンに改造されている。こちらは「柿羊羹」で有名な店。けれど嫁と2人でも1本食べられる気がしなかったので他の菓子を探した。店にはガラスケースの中にずらりと様々な菓子が並んでいて、その中から「どら焼き」と「栗どら焼き」を選んで購入して持ち帰った。

持ち帰った「どら焼き」を嫁と食べる。こちらの皮は強めの焼き色が付いていて、その風味も濃いめ。中の餡と相まって旨くない訳がない。「栗どら焼き」の方は皮に栗の形の焼印が付いていた。中の餡には砕いた栗の実が沢山まぶされている。こちらも旨い。厚みがあって尚且つふわっとした生地の皮と甘い餡を楽しんだ。(勘定は¥どら焼き¥150/個、栗どら焼き¥180/個)

 


 

↓ 西材木町にある「株式会社・森嘉」、玄関上の看板には「銘木商・森嘉七」の名が。2棟続きの手入れの行き届いた素晴らしい町屋。

 

 ↓ 漆喰が黒く塗ってあったり、黒塀が囲う風情ある建物があちらこちらに残っている。

 

↓ もう商売は辞めているようだが、かつての酒造看板が残る益屋町の建物。「佐吉」(不明)、「富翁」(北川本家)、「志賀櫻(?)」(近江酒造)と読める。

 

↓ 老舗「湯葉勇」の近くの「神谷酒屋」の看板。こちらは「忠勇」(白鶴酒造)、「蘇水峡」(古田酒造)、「金露」(現・キング醸造)などの看板文字が並ぶ。

↓ 大工町の「旧・青木医院」(建築詳細不明)。以前はアトリエか何かに使われていたようだったが、最近は不明。

 


 

 

両香堂本舗

岐阜県岐阜市久屋町20-3

 

( 岐阜 ぎふ 久屋町 両香堂 りょうこうどう りょうこうどうほんぽ 柿羊羹元祖 柿ようかん 元祖柿羊羹 和菓子 酒造看板 近代建築 町屋 )

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