ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

芋甚 @東京・根津

2015年06月17日 | 東京都(老舗)

 根津神社から不忍通りを渡って東側にある甘味処「芋甚」。創業は大正元年(1912)。ビルの1階部分が店舗になっている。大正以前は焼き芋屋だったそうだ。初代が甚蔵と言う名で、その頃からの通称が「芋甚」。現在はそのまま店名になっているが、今の建物に建て替えるまでは「尾張屋」という屋号を名乗っていたとのこと。店は近所の子供やご老人たちが集まる格好の場所になっているようで、次から次へと客が歩いて訪れていた。子供達はその辺でわいわい言いながら食べているし、お年を召した方は店先でお店の人とおしゃべり。地元の人に愛されているんだなァ。

この日は少し汗ばむ程の陽気だったので、自転車を停め、店先で小倉アイスモナカを注文。本当は店の中でアベックアイス(小倉とバニラ)にしようと思ったんだけれど、食べ歩いていて胃を酷使していたので自重した。行儀は悪いが、その辺で立ったままかぶりつく。自家製の小倉アイスは口解けの良いサラッとしたもの。その場でやや厚めの最中種(皮)に挟んでくれるので、サクサクの食感とアイスが相まって、旨い。もちろんアイスの甘味は充分感じられるが、ベタっとしない加減がちょうどいい。これならアベックアイスも軽くいけたな。訪問した4月末にはまだ「氷」の暖簾は出ていなかったが、今頃はかき氷が盛んに出ている頃だろうか。(勘定は¥130)

 ↓ 「根津神社」はちょうど境内のつつじ(3,000株もあるとか)が咲き誇り、午前中から国内外のたくさんの観光客でにぎわっていた。

 

甘味処 芋甚

東京都文京区根津2-30-4

( 根津 谷中 芋甚 いもじん 尾張屋芋甚 アベックアイス 昭和焼 小倉アイス 小倉最中 つつじ苑 つつじまつり )

 

コメント
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