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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

マルモ食堂 @三重県四日市市

2022年03月14日 | 三重県

三重県四日市市で昼食を摂りに寄ったのは、交通量の多い23号線から1本北に入ったところにある「○モ食堂(マルモ食堂)」。23号線からもしっかり見える黄色いド派手な外観が目印。店の前の駐車場に車を停めて中へ。まだ開店したばかりの時間とあって、出ていらした女将さんが暖房を点けたりテレビを点けたり。土間にテーブル席が6つほどある。お茶や水は色々なグラスが置いてあってセルフで。品書きは壁に貼ってあり、麺類、定食、丼物、洋食、一品料理と何でもある。冷蔵庫にはセルフで取る小皿のおかずも用意してあるようだ。酒もあるので場所柄、仕事終わりの漁業関係者が寄ったりするのかな。選んだのは焼きそばの「デラックス(イカ・肉・玉子入り)」。調理は若いのがやっているようだ。

しばらくして運ばれた「焼きそば」は、上に目玉焼がのっていて量はさほど多くない。具材はイカ、豚肉の他、キャベツ、玉ねぎといったところ。上から青海苔がかけられ、紅生姜が添えてあった。さっそく手繰っていく。味付けはやや甘味のあるソースでしっかりめに。まずは目玉を潰さずにそばを味わう。途中で潰した目玉焼の黄身の具合良く、いい感じに黄身が麺に混ざった。するすると平らげて勘定してもらう。次は丼物かトンテキでもいただこうかな。(勘定は¥650)

 

マルモ食堂

三重県四日市市天カ須賀1-1-12

 

( 四日市 よっかいち まるもしょくどう ○モ食堂 大衆食堂 麺類食堂 やきそば 焼そば )

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寺本てんぷら店 @三重県四日市市

2022年03月11日 | 三重県

三重県四日市市の交通量の多い国道23号線を北に外れた富洲原地区へ。採貝漁業が盛んとあってこの辺りには漁港があり、その周辺は古い建物が散見出来る。戦災に遭っていないのだろう道路はかなり狭く、ノーズの長い自分の車では普通に右左折するのも困難な細い道が多い(→実際にある角では狭すぎて諦めてバックした)。ちょっと広い場所に車を停めて、歩いて目当ての建物を眺めていると、その向かいに「ん、これ店?」という建物が目に入った。柱の上の方に小さく「寺本てんぷら店」とある(写真下1枚目)。中を覗くとちゃんと揚がった種が並べられていた。引き戸を開けて声を掛けると、奥からかなりご高齢の主人が出ていらっしゃった。貼紙によるとコロッケなどは注文してから揚げてくれるようだが、車を停めたままなので出来上がった種をいくつか買っていくことに。選んだのは「シュマイ」〔ママ〕「肉ダンゴ」「玉子天」の3種類。包んでもらい、算盤で勘定してもらって車に戻る。

家に帰ってから、「シュマイ」は専用の蒸かし器で蒸し直し、他はガスコンロのグリルで”揚げ物温め直し”機能を使う。「シュマイ」はグリーンピースののったごく普通の肉焼売。ハイボールを呑みながら酢醤油+辛子でいただく。「肉ダンゴ」は串に3つ刺さっている。並べてある時は素のままで、包む前に主人がタレをかけてくれている。このタレがかなり甘い味付け。粒ひとつは小さいが肉はぎっしりだ。「玉子天」は半分に切った茹で玉子を、玉子、ピーマン、ウインナー、玉子の順で串に刺し、衣をつけて揚げてある。こちらは醤油を少したらしていただく。どれも素敵なつまみになった。次は是非コロッケも。(勘定は¥420)

 

 


 

↓ 店の向かいにある緑青を吹いた倉のある風情ある建物(建築詳細不明)。欄干の意匠も素晴らしい。この辺り、まだまだ古い建物が沢山残っているんじゃないかな。次は自転車で巡ってみよう。

 

 

 


 

 

寺本てんぷら店

三重県四日市市天カ須賀1-14-8

 

( 四日市 よっかいち てらもとてんぷら店 天ぷら 天婦羅 天麩羅 持ち帰り テイクアウト 焼売 シューマイ かき揚げ 海老天 エビフライ 近代建築 ろくしょう  )

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エンシュウヤ @三重県桑名市

2020年07月10日 | 三重県

三重県桑名市を散策。朝からあっちへこっちへと自転車で移動して民家を含む近代建築を探して廻るも、あまり収穫なし。昼が早かったので、午後遅めの時間に空いた小腹を埋めに向かったのは駅前にある桑名一番街。平日や夜だと違うのだろうが、昼間はこの辺りもあまり賑やかとは言えない人の流れ。商店街にあった大きなサンプル・ショーケースのある「エンシュウヤ」に入ってみることに。見た感じは喫茶店だが、コック帽の可愛らしいイラストのある看板には”ファミリーレストラン”の文字。店に入るとビニールレザーの椅子やランプシェードが時代を感じさせる。昼には遅い半端な時間だったのに結構な客入り。ご高齢の夫婦でやっていらっしゃるのかな。メニューを眺めると、先頭が意外にも「らーめん」。それも”オムレツ””山菜””えび””ちから””納豆”などの変わり種が沢山。周りを見回すと実際にラーメン率が高く、昭和喫茶の雰囲気の中で皆ラーメンを啜っている。面白いなァ。どれにするか悩んだが、昼前に麺類を食べていたので「らーめん」は断念し、店名を冠した「エンシュウヤランチ」にしてみた。内容は日替わりのようで表に貼り出されていたようだ(後から確認)。

しばらくして運ばれた「エンシュウヤランチ」、本日のメインは「若鶏ササミのおろしソース」。ササミカツが2つに、付け合わせのサラダ、小さい冷奴、わかめの味噌汁、ごまの振ってあるご飯というラインナップ。ササミカツに付いたソースは大根おろしの入った甘酸っぱい和風ソース。カツの揚げ加減が抜群で、食感も良く滅法旨い。ソースの風味とあっさりとしたササミの相性もばっちり。連食していたのできついかなと思っていたけれど、生野菜や濃いめの味付けの味噌汁を挟みながらパクパクッと完食。これなら「カニコロッケ」や「メンチカツ」などの他のフライ物も食べてみたいなァ。でもやっぱり次は変わり種の「らーめん」に行くべきか…。(勘定は¥700)

 

 

エンシュウヤ

三重県桑名市寿町2-476-64

 

( 三重 みえ 桑名 くわな えんしゅうや 遠州屋 レストラン 軽食 ランチ 喫茶 カフェ・レスト ラーメン 洋食 定食 )

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よしむら屋 @三重県桑名市

2020年07月06日 | 三重県

三重県桑名市で近代建築や近代産業遺構を求めて散策。昼に立ち寄ったのは三ツ矢橋という所にある麺類食堂「よしむら屋」。通りから行くと車も通れないような細い路地の奥に店があった。すぐ近くには益世小学校がある。質素な店構えにグッとくる。近くに自転車を停めて暖簾をくぐった。中は土間に小さめのテーブルが7つ程並んでいる。木製の岡持ちが積んであるところを見ると出前もやるのかな。ご高齢の給仕の女将さんがお茶を出して下さった。卓上の品書きには麺類、丼物がひと通り揃っている。岐阜市内の歴史ある麺類食堂でよく見られた「天中華(天ぷら中華)」がこちらにもあった。そういえば桑名の食堂では時々見かけるような気がするナ、食べたことは無いけれど(※岐阜市の天ぷら中華は、各店に一手に海老天を卸していた店の廃業によりほぼ絶滅…)。

壁に貼られた紙短冊の品書きにはそれら全ての小さいサイズが「みに丼」「みにうどん」と称して貼ってあった。こういう時は普通サイズがデカかったりするので要注意。ちょうど店に入って来た地元消防団の連中も、麺類の他に「みにカツ丼」あるいは「みにみにカツ丼」(!)(←品書きには無い)を付けていたので、用心して「みにぶた丼」をお願いした。女将さんに「ぶた丼は普通の焼き方とピリ辛がありますが?」と訊かれたので、「普通でお願いします。」と返事する。調理場は両開き扉の向こうで見えないが、ご主人が調理しているのかな。テレビを見ながら出来上がりを待つ。冷蔵庫にはビールもあった(呑みたいが後で車の運転がある…)。

しばらくして「みにぶた丼」が運ばれた。確かに少し小振りな丼ぶりだが、少しとろみのあるたれと絡められた7~8枚の豚の薄切り肉をよけると、下にはご飯がパンパンに詰まっている。”みに”にしておいてヨカッタ…。いい塩梅のたれは和風生姜醤油味で、肉とご飯を一緒にやっつけると間違いない旨さ。肉とご飯を掻き込む箸が止まらない。これだったらきっと並サイズでも食べ切れただろう。消防団の連中に運ばれていった品を見ると、カツ丼はカツの上から出汁ととじたトロトロの玉子をのせるタイプのようだ。あれも旨そう。平日だと「ちょっとしたお昼ごはん」と称して焼豚の定食が食べられるようだし、大衆食堂ではあっても鴨肉を使った品がある。その他にも(多分新作だと思われる)「つけぶた」「つけうし」なんていうそそるネーミングのつけ麺があるようで、食べたい物が目白押し。近所だったら全品制覇目指すこと間違いなし。何とか早めに再訪したいなァ。(勘定は¥600)

この後の記事はこちら (2

 

 


 

↓ すぐ近くの「桑名市立益世小学校」の校庭には尋常小学校、あるいは国民学校時代の物と思われる校門の門柱(建築詳細不明)が残っていた。

 


 

 

よしむら屋

三重県桑名市三ツ矢橋61

 

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マルマン (2) @三重県桑名市

2019年11月24日 | 三重県

三重県桑名市を自転車で散策中。「寿栄広」で「アイスドリアン」を食べた後、フラフラと適当に自転車を走らせていると、予期せず見覚えのある近代建築(石取会館)が見えてきた。となると気になるのはその向かいにある「元祖マルマン」。天気良く、空気も乾燥しているのでつい”もう一つ”と自転車を停めて店内へ。アイスのハシゴだ。こちらでも「アイス饅頭」は止めて「フルーツ」という名のアイスキャンデーを購入してみた。

透明な袋に入った「フルーツ」は「アイス饅頭」と同じように割箸が斜めに刺さった状態(笑)。このいびつさがまさに手作りといった感じ。店頭の手書きの説明のごとく3種類のフルーツ(みかん、パイン、バナナ)が入っているミルク・キャンデー(自分のものでは固形バナナは確認出来ず)。しっかり甘くてミルクたっぷりといった感じの風味。これもけっこう硬いが、大きめのフルーツが入っていて旨いなァ。自転車を走らせながらいただいた(←片手運転はイケマセン)。次はコーヒー(味)で。(勘定は¥140/本)

以前の記事はこちら

 


 

↓ 店の向かいに建つ「石取会館(旧・四日市銀行桑名支店)」(大正14年・1925・建造、平成19年内部改装)。今回は中には入らなかったが、近代建築は天気や季節が変わると違った色や表情を見せるので再訪するのも楽しい。

 

 


 

元祖マルマン

三重県桑名市京町33

 

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新味覚 桑名店 @三重県桑名市 (※閉店)

2019年11月10日 | 三重県

久しぶりに三重県桑名市まで足を延ばした。パーキングに車を入れ、折り畳み自転車を取り出して市内を散策。昼をとうに過ぎていたが、おやつ感覚で桑名駅横のビル「桑栄ビル」2階にある「新味覚・桑名店」へ。こちらの開店は昭和43年(1968)というからもう50年を超えている。閑散とした1階からエスカレーターで2階へ上がると、このフロアーだけ人が歩いていて、店の前には待ち客の姿も。待っている間にもひっきりなしに持ち帰り客が立ち寄り、しばらくするとそこに”完売しました”の貼紙が貼られた。スゴイ。少し待っただけで中に入ることが出来た。店内はカウンター席のみ。店員は女性3人で切り盛りしている様子。餃子しかないので座れば自動的に「餃子」が出てくる。車があってビールは呑めない。そこで「新味覚」といったら”牛乳”。思い切って「牛乳」をお願いしてみた(笑)。コップに注がれた冷たい「牛乳」が置かれ、すぐに「餃子」も登場。

綺麗な焼きめのついた「餃子」はひと皿9個。野菜がギュッと詰まったような小振りな餃子で口当りは軽く、焼き加減良く、旨い。何個でもいけそう。卓上のオレンジ色をしたニンニクだれを小皿に追加。これも旨いなァ。さて、牛乳は…。中学生くらいの頃は何を食べる時でも冷たい牛乳を飲んでいたが、そういえば最近牛乳って飲んでない。これが餃子と合ってるかというと…どうだろう? うーん、よく分からない(笑)。よく分からないまま終了。おやつなので追加は止めておいた。店の外に出て持ち帰りカウンターで勘定してもらう。その時点で店は”準備中”になっていた。セーフ。(勘定は¥620)

※桑栄ビル閉鎖の為、令和2年7月28日を以って閉店されました

四日市本店の記事はこちら

 

 


 

↓ 昭和の香りがプンプンとする桑名駅横の「桑栄ビル(桑栄メイト)」(昭和48年・1973・建造)。日曜だからか、それとも寂れてしまったのか、2階のレストラン街以外はシャッターを閉めているテナントが多い。昭和生まれなら初めてでも懐かしさで胸いっぱいになること間違いなし(笑)。

 

 

 

 

 


 

餃子の新味覚 桑名店

三重県桑名市桑栄町2 桑栄メイト2F

 

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グリルニューコトブキ @三重県四日市市

2019年09月07日 | 三重県

三重県四日市市での夕食に、以前に四日市に来た時から寄ってみたいと思っていた北浜町の「グリル・ニューコトブキ」へ。JR四日市駅から遠くない幹線道路沿いにあり、創業は昭和49年(1974)とのこと。大きなビルの1階に店舗がある。近くに自転車を停めて中へ。洋食屋らしい内装で、各席は衝立で仕切られている。入口近くの席に案内されたので奥の様子はほとんど分からないが、夜営業を開始してすぐの時間帯にも関わらず、家族連れを中心に沢山の客で賑わっていた。給仕をして下さるご高齢の女性は女将さんかな。メニューを眺めると”当店の味自慢”とされたページをはじめ、旨そうなものが盛り沢山。別紙でハンバーグとカニコロッケのセットがあったのだが、これは昼のみの提供とのこと。そこで「ハンバーグ定食」をお願いした。

しばらくかかるかなと思っていた「ハンバーグ定食」はあっという間に登場。ライスは平皿にかなり多め、味噌汁と白菜漬けが付いている。目玉焼ののったハンバーグはたっぷりのデミグラスソースの海に鎮座している。早速ナイフを入れるとあっさりとナイフが入ってしまう軟らかさ。これならナイフは要らないくらい。コクのあるソースが旨い。このソースでご飯をがっつく幸せ。多めのご飯もみるみる減っていく。また赤出汁と漬物が合うんだなァ。付け合わせはキュウリ、千切りキャベツ、トマト、ポテサラ、レタスなど色とりどりの野菜がたっぷりで、軽いタイプのフレンチドレッシングがかかっていた。食後にはデミタスカップサイズのコーヒーも付いているのが嬉しい。次は「カニコロッケ定食」か「牛焼肉定食」を食べてみたいナ。(勘定は¥1,300程)

 

 


 

↓ 店の道路を挟んだ向かいにある喫茶店「エリカ」(建築詳細不明)。前に来た時から引っ掛かっていた秀逸な外観デザイン。一松模様は立体でライトが埋め込まれている。夜に点灯したところを見てみたい。

 

 


 

ステーキと牛ヒレ焼肉 グリルニューコトブキ

三重県四日市市北浜町2-17

 

( 三重 みえ 四日市 よっかいち ニューコトブキ 洋食 ランチ ステーキ 洋食屋 焼肉 純喫茶 コーヒー ) 

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ヒモノ食堂 @三重県四日市市

2019年08月26日 | 三重県

久しぶりに三重県四日市市へ。車で到着したのだが昼時はとっくに過ぎた時間に着いたので、ランチ営業時間に間に合わず、開いている店は限られていた。折角車があるので郊外へと出掛け、辿り着いたのは四日市港にある「ヒモノ食堂(四日市ひもの食堂)」。場所柄、港湾や工場で働く人向けに出来た食堂だろうか。営業母体は「(株)弁イ」というという水産会社のようだ。看板には創業昭和11年(1936)と書いてあるが、会社の沿革を見ると食堂が出来たのは80年代に入ってからのよう。だだっ広い未整備の駐車場には外れた時間にも関わらず沢山の車が停まっている。店に入ると各種の干物が並べてあり、横のテーブル席や小上がり席には満員の客が。大混雑。日曜とあってか家族連れが多い。干物を選んでレジに行き後ろで焼いてもらい、呼ばれたら取りに行っていただくというシステムのようだ(勘定はなぜか後払い)。レジ兼調理場には6人くらいの女性店員が居るが完全セルフ・サービス。酒やビールも店内の自販機で購入する。干物が並んでいる場所に居た年配の店員に「地の物はどれですか?」と訊いたがよく分からない様子。色々な所から集められる魚を加工しているようで、地の物という括りはあまり意味がないのかも。とりあえず「あじ」を選び”定食”にしてもらう。

番号を確認すると大体15組ほども後になるようで心配したが、焼く魚の大きさの関係か番号順ではなく呼ばれた順に取りに行く。盆を持ってテーブルに戻る。盆の上には焼かれた「あじ」と大きめの飯碗のご飯、それに味噌汁と漬物。業務用の焼物器で焼かれた鯵は少し大きめ。なのでぜいごも硬い。身の厚さはごく普通。場所が場所だけに期待値は高かったが、特に鮮度が抜群とかいう訳でもない(干物でも鮮度の良いもの、手当の上手いものは旨い)。ま、でもこれは輸送環境の向上で全国どこに行っても良い物が食べられるようになったということなんだろう。卓上に”旨だれ”というものが用意されていたので少し付けたりしていただいた。(勘定は¥850)

 


 

↓ JR四日市駅近くの栄町の路地に建つ洋館付き住宅(建築詳細不明)。窓上がアーチ状になっているのが可愛らしい。腰壁はタイルで装飾されている。

 

↓ 以前にも訪れた「三和商店街」はとうとう立入禁止になっていた(当たり前だ・笑)。周辺の崩れ方も酷く、重機を使わなくても自然倒壊してしまいそう…。

  

 


 

四日市 ひもの食堂

三重県四日市市富双町2-1-30

 

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ゑびす @三重県四日市市

2018年06月10日 | 三重県

せっかく電車で来たので帰る前に呑み倒そうと思っていた四日市駅前。出鼻を挫かれ、次に向かったのは大衆酒場「ゑびす」。かなり人気だとは知っていたが、店に入るとほぼ満席の大盛況。かろうじてカウンターの一番端にひとつ席が空いていたので滑り込ませてもらう。自分の後の客は断られるか待たされるかだったので幸運だった。給仕の女性はインカムを使っていたのでしっかり資本が入った店なのかも。まずは冷たいビールで喉を潤す。キリンラガーの大瓶。品書きを見ると魚介を中心としていてかなり種類が多い。値付けも安く品揃え豊富で、人気なのも分かる気がする(これは日本酒だったか…)。どれも旨そうだったが「穴子の天ぷら」を注文した。目の前の漬け場では何人もの調理人が大忙し。ビールを呑みながら待つが、にしても自分の天ぷらがなかなか来ない…。忙しいからだろうと催促はしなかったが、次も時間がかかったら嫌だなと「コロッケ」を追加注文しておいた。

待っても待っても来ない。どういう順番かは自分には分からないので黙っていたが、近くの客が追加した酒肴がさほど時間かからず配膳されたのを見てさすがに「!?」となり給仕を呼んだ。さすがに他の人が次々と平らげている横でビールだけで30分は勘弁…(要らない人も多いらしいが”お通し”って大事だネ)。あわてて給仕が確認に行くがまたしばらく放置され…、届いたのは「コロッケ」…。「(オレの”穴子のクチ”をどうしてくれるッ)」と思いつつも、中身がトロっとして肉の風味がしっかり分かる旨い「コロッケ」をつまんだ(←悔しい・笑)。もうダメ、帰ろうと思った時にやっと届いた「穴子の天ぷら」をピンク色の岩塩でパクパクッと口に入れて席を立った。本当は旨そうな魚介の酒肴で日本酒、そして地元のキンミヤと移行するはずだったんだけどなァ…(涙)。残念。この後に探した2軒にも振られ、もうここで呑むのは止めたッ、と名古屋行きの電車に乗ったのだった。(勘定は¥1,300程)

 


 

↓ 「すわ公園交流館旧・四日市図書館)」(昭和4年・1929・建造)。地元の有力実業家が寄贈した建物。国の登録有形文化財に指定されている。

 

 

↓ 目当ての酒場を求めて彷徨い歩いていた時に通りがかった何となく気になる「西浦センター」(建築詳細不明)。やっているのか、いないのか。

 


 

大衆酒場 ゑびす

三重県四日市市諏訪栄町8-11

 

( 三重 みえ 四日市 よっかいち えびす 酒場 居酒屋 大衆酒場 近代建築 国登録有形文化財  )

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あさひ食堂 @三重県四日市市

2018年06月05日 | 三重県

四日市駅近くの商店街にある大衆食堂「あさひ食堂」へ。前から四日市に来たら入ってみたいナと思っていた店だ。何時からやっているのか知らないが、自分が店に入った日曜の午後3時過ぎにはもう満席の盛況。やはり呑んでいる人が多いが女性客の姿もちらほら。相席となるが、自分は斜めに向かい合わせなら別に構わないので、入り口に近い席の人に声をかけて座らせてもらう。ただこの相席の相手が残念な方だった。椅子が3つ並ぶ長テーブルだったら普通は端に寄るかすると思うが、どーんと真ん中に座ったままで、1人でやたら沢山頼んでテーブルに広げている料理の皿と灰皿を動かそうともせず。しかもクチャクチャと音を立てて…。生理的に無理だったので給仕のおばちゃんに言って空いた別の席に移らせてもらった。

気を取り直してまずは酒を注文。珍しい「八重壽」(秋田)の1合瓶がそのまま出て来た。ぬる燗で頼んだのだが”飛び切り燗”で…。ま、忙しそうだから仕方がない。「アチッ」と言いながらガラスコップに注ぐ。壁に沢山掛かった札や紙短冊の品書きを眺めるのだが、何となくその時の気分に合う酒肴が見つからず、店の奥の冷蔵ケースから自分で刺身(マグロ、はまち)を取り出して肴にする。次は「イワシの煮付け」を取ってきた。濃いめの味付け2尾で、梅干しと一緒に煮てある。次は何で呑もうかなと思案していると、隣の席に座っている男姓2人客の1人が、何があったのか話しかける連れを聞くに堪えない言葉で罵り始めたり、ひとつ向こうの席のオッサンが携帯電話で大声でしゃべり始めたりしたので…、了。普通だったら自分好みの食堂(酒場)なのだろうが、この日はたまたま近くの客層が悪かった。こういう日もある。(勘定は¥1,750) 


 

↓ 三叉路の角に建つ「国際資源活用協会(旧・熊澤製油本社)」(大正3年・1914・建造)。壁面の装飾が素敵。屋上にあるオーダー(列柱)のある部分は何に使われていたのだろう?

 

 

 

↓ 「末広橋梁(旧・四日市港駅鉄道橋)」(昭和6年・1931・建造)。現役の跳開式可動橋(船が通過出来るよう跳ね上がる)で重要文化財に指定されている。

 

↓「四日市港倉庫群(現・日本通運倉庫)」(建築詳細不明)。かなり古い建造と思われる倉庫が並ぶ。

 

 


 

あさひ食堂 (大衆盛場 旭)

三重県四日市市諏訪栄町6-15

 

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